mixiユーザー(id:6292339)

2012年01月04日12:06

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二十一世紀は、千年に一度の巨大地震の世紀になるかもしれない。(追記)

犬 https://open.mixi.jp/user/6292339/diary/1690507490 からの続きです。走る人

●mixi村の皆さん、明けましておめでとうございます。
ソースは若干古いですが、気になってしょうがないので、ブログに載せます。

1 気になったexclamation
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耳東日本大震災規模とされる平安時代の貞観(じょうがん)地震(869年)や関東直下型地震、東海・東南海・南海地震の3連動とみられる仁和(にんな)地震など9世紀に起きた地震が、
阪神大震災(平成7年)以降の地震の状況と酷似していることが、産業技術総合研究所の寒川(さんがわ)旭(あきら)・招聘(しょうへい)研究員(地震考古学)の分析でわかった。
近い将来に首都圏直下型や3連動型地震が起きる可能性が高いとの見解を示し、「千年に一度の巨大地震の世紀になるかもしれない」と警鐘を鳴らす。

寒川氏は、古代以降の文献史料とともに、各地の遺跡で発掘された地割れや液状化現象による噴砂などの地震痕跡を調査。
9世紀前半に関東北部や東北などでマグニチュード(M)7前後の地震が相次いだ後、貞観地震が発生していることを確認した。

貞観地震は当時の歴史書「日本三代実録」に、「海は猛(たけ)り吼(ほ)え、津波が怒濤(どとう)のように多賀城下に押し寄せ、千人がおぼれ死んだ」と記述。
当時の海岸から約5キロ内陸の多賀城跡(宮城県多賀城市)周辺では道路が寸断された跡が見つかり、仙台市などでは津波で運ばれた堆積物もあった。

878年には関東南部でM7以上の直下型地震が発生。
887年の仁和地震では、日本三代実録に「都(京都)の建物は倒壊し、圧死する者多数。海岸には海潮(津波)が押し寄せ、無数の人がおぼれ死んだ。大阪湾岸も津波被害が甚大だった」と記録。
東海から四国にかけて甚大な被害があったという。

寒川氏の分析によると、最近数十年間に秋田などで死者100人以上を出した日本海中部地震(昭和58年、M7・7)や阪神大震災(M7・3)、新潟県中越沖地震(平成19年、M6・8)など各地でM7前後の地震があり、
その後東日本大震災が発生した点が、平安時代の状況と共通していると指摘した。

首都圏直下型地震や東海・東南海・南海地震について寒川氏は、いずれもフィリピン海プレートの影響下にあり関連が深く、過去の首都圏直下型や仁和地震に匹敵する3連動型地震が発生する可能性が高いとした。

また、6月30日に長野県中部で起きた震度5強の地震は、千年あまり活動がなかった牛伏寺(ごふくじ)断層付近で発生。
7月5日にも和歌山県北部で震度5強の地震があったことからも日本列島が活動期にあることが改めて浮き彫りになった。

一方、古代以降、M8・2程度の元禄関東地震(1703年)や3連動型の宝永地震(1707年)があった「18世紀初め」、安政東海地震(1854年)や、
高さ9メートルの津波が襲ったという翌日の安政南海地震、死者1万人といわれる安政江戸地震(1855年)が起きた「幕末」にも巨大地震が集中したが、
三陸沖では東日本大震災に匹敵する地震はなかった。

寒川氏は「東日本大震災では『想定外』という言葉がしばしば使われたが、文献史料には過去の巨大地震が詳しく記されており、決して想定外ではない」と話した。
古村孝志・東大地震研究所教授(地震学)の話「これまで、江戸時代以前のデータは不確かさがあるということで防災対策などでもあまり注目されなかったが、今回を教訓に文献史料などを見直さないといけない。
東日本大震災後の余震は以前より落ち着いてきたが、陸のプレート深部はまだ動いており、バランスをとるために再び大地震が発生する可能性が高く、対策が急がれる。」
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110803/dst11080301010000-n1.htm

2 ますます気になったexclamation ×2

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耳2011年11月17日、フジテレビの情報番組「とくダネ!」で「古文書プロジェクト」が開始された。
https://wwws.fujitv.co.jp/safe/tokudane/form_komonjo.html

『東北の9年後に関東直撃―地震学者が調べ始めた古地震・古津波』

〜地震学者がいま古文書探しに奔走している。
3・11の大地震で思い知らされた「地震直前の予知は不可能」という反省から、
古文書をひも解き「古地震・古津波」を調べる必要があるというわけだ。
「とくダネ!」のシリーズ「巨大地震を闘う」で取り上げていた。〜

■今回の東日本大震災をうけ、地震学会は、地震予知が限界を露呈している事への反省会と化した。
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2011年10月15日(土)静岡大学で開かれた日本地震学会のシンポジウムで、
地震学者が「現時点では地震直前の予知はできない」と断定した。
http://zisin.or.jp/meeting/2011/SSJ2011Program.pdf

地震予知では世界的な評価をえている東北大地震・噴火予知研究観測センターの松澤暢教授は、
「かなり(研究は)進展したつもりになっていた。
でも、起こってみて分かったことは、小さな地震だけでは大地震は分からない。
それを思い知らされた。」と語った。

■貞観地震の後に関東諸国地震、仁和地震(「古文書研究」による地震予知)

そして、今後の課題の一つとして挙げたのは「古地震・古津波」の調査だった。
古地震・古津波とは地震計による観測が始まった1858年以前に起きた地震・津波で、

たとえば869年に三陸沖で起きた「貞観地震」(推定M8・3)、
その9年後の878年に千葉県沖で起きた「関東諸国地震」(同M7・4)、
さらに9年後の887年には東海、近畿、九州にまたがる「仁和地震」(同M8〜8・6)が起きている。

東京直下型は間もなく来るのか?
M8以上もしくは被害が大きかった地震を地域ブロックごとに並べると、
東北地方で大地震が起きたあとは、必ず関東で発生、さらに東海以西でも続いていることが分かった。

シーンと静まったスタジオで、司会の小倉智昭は「9年、9年って気にならない?
 本当に直下型地震が東京に来るんじゃないかと思うよね。」と話した。
http://news.livedoor.com/article/detail/6036444/

3 そして、確信したexclamation ×2
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更に日本列島付近を拡大してみると…。
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これをマイツールで並べ換えてみると、インドネシアで短期間に巨大地震が頻発している事が解る。

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スマトラ島周辺は、インド・オーストラリアプレートとユーラシアプレートがぶつかり合うスンダ海溝(ジャワ海溝)がある。ここは世界有数の地震多発地帯で、数年おきに巨大地震が頻発している。
昨年の東日本大震災は、太平洋プレートと北アメリカプレートの境界域(日本海溝付近)における海溝型地震であって、北アメリカプレート,フィリッピン海プレート,ユーラシアプレートにも少なからず影響を及ぼしていると考えられるので、東海地震,南海地震,東南海地震と3連動巨大地震の発生も危惧されている。
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(インドネシアでの巨大地震の発生状況を見るにつけ、素人目にも、日本も一回だけでは済まないと思う。)
危険・警告二十一世紀は、千年に一度の巨大地震の世紀になるかもしれない。
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(追記ペン)2012年01月12日(木)NHK総合 あさイチ
耳見過ごすな!“過去”からの津波の警告
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<見過ごすな!“過去”からの津波の警告>
専門家ゲスト:岡村 眞さん(高知大学理学部教授(地質学))
ゲスト:くわばたりえさん、内藤剛志さん
リポーター:藤井彩子アナウンサー

東日本大震災を受けて、いま全国各地で、これまでの地震・津波の想定の見直し作業が始まっています。国は先月27日、地震や津波などの災害にどう備えるかについての国の大方針である「防災基本計画」の修正案を発表。これまで、過去数百年程度の地震を元に対策を考えてきましたが、古文書などの資料や地形・地質の調査などを通じて過去に起こった地震・津波を可能な限りしすべて調べ、最大級の災害に備えようと方針転換をしました。
過去の津波を知る鍵とされているのが、「津波堆積物」。この調査によって、文献に記録のない未知の大津波の痕跡が次々に見つかっています。そこからは、「東海・東南海・南海3連動地震」の全貌、そして北海道沖で400年〜500年周期で起きている巨大連動地震の新たな可能性が見えてきました。

■東海・東南海・南海地震の震源域の変更とは?
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先月27日、内閣府の専門委員会は、東海・東南海・南海地震が連動して起こるとされている3連動地震の震源域を拡大する方針を示しました。震源域は、東は、静岡県から名古屋、紀伊半島を経て、四国全域、そして西は九州の日向灘までの、約11万平方キロメートル。これまでのおよそ2倍に拡大されました。地震のエネルギーは、マグニチュード9.0の東日本大震災と同じ大きさに引き上げられました。

■2000年前の巨大津波とは?
高知大学教授の岡村眞さんは、池の底の「津波堆積物」に注目し調査をしてきました。池の底には津波によって運び込まれた海の砂や貝殻などが、層になって残っています。これを詳しく分析すると、記録に残っていない津波を調べることができます。
岡村教授は、高知県土佐市の蟹ヶ池の地層から、2000年前頃に起きたと考えられる巨大な津波の痕跡を発見しました。その後、これと同じ津波の痕跡が、徳島県や三重県からも発見されました。これまで想定されていなかった規模の3連動地震が2000年前に起きていたのです。

■北海道の連動地震とは?
北海道大学・名誉教授の平川一臣さんは、北海道で連動地震の痕跡を探してきました。平川教授は、崖に目を付け、津波の層を探し出します。平川教授の調査によって、十勝沖と根室沖でも連動地震が繰り返し起きていたことが明らかになりました。
この調査を受け、現在、北海道でも地震の想定震源域の見直し作業を行っており、今年3月までに結果を発表する予定にしています。

■東北地方に再び津波がくる可能性とは?
北海道大学の平川教授の調査によって、東北地方が近い将来、再び津波に襲われる可能性が浮き彫りになりました。その根拠になるのは、1611年に起きて東北地方に大きな被害をもたらした「慶長三陸津波」についての調査です。通説では、東北沖が震源とされてきました。しかし去年、平川教授が行った調査で、北海道の十勝・根室の連動地震によって起きた津波が東北地方を襲った可能性が浮上しました。すると、近いうちに起こることが危惧されている北海道の連動地震によって、再び東北地方を津波が襲来する可能性があるのです。

■アウターライズ地震では、震源が陸から離れているため、揺れは小さくても、大津波が襲来します。
北海道の連動地震とは全く別の原因で東北地方に再び津波がくる可能性が残されています。それが「アウターライズ地震」というものです。東日本大震災は「逆断層型」の地震と呼ばれ、海側のプレートが陸側のプレートの下に沈み込んでいく過程で陸側のプレートが巻き込まれ、それが反発する事で地震が起きました。
こうした地震が起きたあとで起きやすいとされるのがアウターライズ地震です。地震の後、押さえのなくなった海側のプレートは、さらにどんどん沈み込もうとします。すると、プレートの浅い方の部分が引っ張られて割れ、地震が起こります。この地震は震源が陸から離れているため揺れは小さくても、津波が大きくなるのが特徴です。
逆断層型の地震が起きた後、どれくらいの期間でアウターライズ地震が起きるか、どれくらいの確率で起きるかなど、詳しいことは解明されていませんが、過去に実際に起こった爪痕は断層に残されています。

猫 https://open.mixi.jp/user/6292339/diary/1859215030 に続きます。走る人
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