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2012年07月17日06:21

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平成24年7月九州北部豪雨 〜これまで経験のない大雨〜(追記2)

犬 https://open.mixi.jp/user/6292339/diary/1811009932 からの続きです。走る人

※平成2年7月、大根川が叛乱して山門郡(現:みやま市)瀬高町下庄一体も冠水しました。
今回も、冠水被害が繰り返されました(冒頭の写真3枚)。

◆平成24年7月九州北部豪雨

今月11日から14日にかけて九州北部を襲った記録的な大雨について、
気象庁は「平成24年7月九州北部豪雨」と名付けました。
また、6月27日から、重大な災害が差し迫っている場合、「これまでに経験のない」という表現を使って一層の警戒を呼びかけるようにした。


九州北部では暖かく湿った空気が流れ込んで梅雨前線の活動が活発になったため、
今月11日から14日にかけて各地で断続的に1時間に100ミリ前後の猛烈な雨が降った。
この4日間の雨量は、▽熊本県の阿蘇市乙姫で816.5ミリ、▽大分県日田市の椿ヶ鼻で656.5ミリ、▽福岡県の八女市黒木町で649ミリに達した。

総務省消防庁などのまとめによると、これまでに水につかったり壊れたりした住宅は、少なくとも2800棟に上り、死者・行方不明者は合わせて30人を超えている。
(12日から不明の大分県竹田市の堀正勝さん(80)、熊本県阿蘇市の田中八千代さん(73)が遺体で発見された。福岡県では八女市黒木町で14日の土砂崩れにあった農業松本勝利さん(70)の死亡が確認された。
柳川市三橋町の農業用水路で水没していた車の中から、みやま市瀬高町の川龍(かわりゅう)正幸さん(28)が亡くなっているのが見つかった。)


◆九州 約23万人に避難指示

記録的大雨のため、福岡県、大分県、佐賀県、熊本県であわせて8万6000世帯余り、24万6000人余りに避難指示が発令された。
▽柳川市は大雨のため、14日午前8時50分、市内全域の2万4749世帯、7万1134人を対象に避難指示を発令した。
平成24年7月14日
5:15  柳川市災害警戒本部設置
7:30  柳川市災害対策本部設置
7:50  避難勧告発令
8:50  避難勧告から避難指示へ
8:55  沖端川、中山地区で決壊
13:25 矢部川、津留橋北で決壊
16:00 通行止め発令 県道大和城島線市内全線、有明海沿岸道路:徳益〜柳川西IC、国道208号線:徳益〜中島
(14日午後1時25分、柳川市大和町六合の矢部川津留橋付近で、高さ6メートルほどの堤防が幅50メートルにわたって決壊。)


▽みやま市は土砂災害と河川氾濫のおそれがあるとして、
14日午前9時13分に市内全域の1万4107世帯、4万908人を対象に避難指示を発令した。
(14日午前8時55分、沖端川左岸 中山地区立花いこいの森公園裏と行基橋付近で堤防決壊。)

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(追記1ペン) 2012年07月20日(金)
野田首相、九州豪雨の被災地訪問 「激甚災害」指定手続き指示(内閣広報室)



九州北部の豪雨被害から9日。野田首相は被災地を訪問し、「激甚災害」に指定する手続きを指示したことを明らかにした。
熊本・阿蘇市内は、1週間以上たった今も、道路は泥に覆われて、歩くのも困難な状態となっている。
さらに、横たわった車が、残されたままになっている。
死者・行方不明者が32人にのぼった九州北部豪雨の発生から9日。
20日、野田首相が阿蘇市一の宮町三野地区を訪問、初めて被災地を視察した。
降り出した雨の中、野田首相が、今も大きな爪痕が残る熊本・阿蘇市の現場や、避難所を視察した。
避難所となっている中学校で、野田首相は、被災者に「何か心配なこと、困っていることはありますか?」などと声をかけた。
16日、野田首相は生出演した「FNNスーパーニュース 総理の約束」で、「状況によっては、わたしが現地に入るということも、もちろん可能性はあるというふうに思います」と、視察の可能性について言及していた。
そして20日、その約束通り、野田首相は被災地を視察した。
野田首相は「激甚の指定に達するという状況となりましたので、作業を急ぐように、指示をさせていただいたところです」と述べた。
今回の災害について、復旧事業で国の補助率を引き上げる「激甚災害」に指定する手続きを指示したことを明らかにした。
約束の発言から4日後、約束通り熊本にやってきた野田首相だったが、熊本での滞在時間は50分だった。
阿蘇市での視察を終えた野田首相は、午後4時すぎから、やはり大きな被害が出た大分・日田市を訪れた。
このあと、さらに福岡・柳川市を視察し、20日中に東京に戻る予定。

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(追記2ペン) 2012年07月23日(月)
 気象庁は23日、山口県と九州北部、南部が梅雨明けしたとみられると発表した。平年に比べ、北部は4日、南部は9日遅く、昨年と比べると両地域とも15日遅い。

 今年は梅雨終盤、熊本、大分、福岡に甚大な被害をもたらした「九州北部豪雨」に見舞われた。福岡管区気象台によると、梅雨入りからの総雨量が、熊本県阿蘇市の阿蘇乙姫で2068ミリ(平年986ミリ)▽福岡県八女市黒木町で1415ミリ(同670ミリ)など、平年の2倍前後となる地点が相次いだ。

 気象台は、向こう1週間、一時的な雨もあるが、高気圧に覆われて晴れる日が多くなるとしている。(毎日新聞)

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