アニメ制覇：カラフル

ちょっと間が空きましたが実は前回の「イブの時間（http://open.mixi.jp/user/13548221/diary/1961475228）」と一緒に観ました…
ネットの評価が高くて感動するらしいんでてチョイスしました。

【あらすじ】
天上界と下界の狭間で、死んだ＜ぼく＞の魂が漂っている。
そこに「プラプラ」という天使（？）が現れ、＜ぼく＞に話しかける。
「あなたは大きな過ちを犯して死んだ罪な魂ですが、もう一度下界に戻って再挑戦するチャンスが与えられました。
そして、自分の犯した罪を思い出さなければいけません」と。
こうして、＜ぼく＞の魂は、自殺をして息を引き取ったばかりの「小林真」という名の中学3年生の体に入りこみ、 「小林真」として生きることになる。
生き返った「真」を囲んで、幸せそうに見えた家族。
しかし、「真」は父のことを軽蔑していた。
また、母は不倫中で、兄は出来の悪い「真」を馬鹿にして口もきかない。
更には、「真」は、密かに思いを寄せる後輩の「ひろか」が、援助交際をしていることを知って自殺したのだと「プラプラ」から聞かされる。
学校では、内気で友達も無く、成績も最低な「真」。
しかし、そんな「真」っぽく振る舞わない＜ぼく＞と、まわりの人間の関係は少しずつ変わってゆく。
「真」の家族はもちろん、「真」のことをずっと見ていた「唱子」、「真」にとっては初めての親友となる「早乙女」、そして「ひろか」。
「真」として生きる＜ぼく＞のまわりで、 様々なことが動き出す。
そして、＜ぼく＞は『ある事』に気づくのだった…。

【属性】
映画
2010年8月21日
http://www.sunrise-inc.co.jp/colorful/

【評価】
総合：★★★★☆

娯楽：★★☆☆☆
癒し：★★★★☆
刺激：★★☆☆☆
感動：★★★★☆

　絵：★★★☆☆
　曲：★★★☆☆

【感想・概要】
色々な事は起きるけれども評価通り刺激をベースにしてる訳じゃない感動作。
日常の全てが凄く丁寧に描かれていると思う。
そのおかげで完全に忘れてた中学生の時の感覚を初めて思い出した。「あーそーだった！！」とか思った。
そういった丁寧さのおかげで凄く感情移入できた。
大人向け。深夜アニメのノリで観た人はつまらないとか言うかもしれない．．．
しっかり涙腺来ました．．．

【ネタバレ詳細感想】
家族の描写がね．．．もうね．．．（涙）
生き返るという設定は勿論全く非日常的な事な訳だけど、それ以降の話は普通の中学生のただの日常な訳で、にも関わらず描写が丁寧なんでずっと退屈しないで観てられた。
早乙女君が出て来て彼は勉強は出来ないんだけど、中学の時ってそんな事って全然意識して無くて、なんとなく話し初めてなんとなく友達になるという感覚を凄く思い出した。
真が早乙女君と友達になれて一緒に線路を探索に行くシーンが、中学の頃のただただ純粋に友達になるという事の喜びの感覚を思い出して涙腺に来ました．．．
あとお父さんと渓流に釣りに行くシーンが良かったなー　なんか心の距離が縮まった気がして。
まぁ勿論最も感動したのは最後の方の食卓で家族がみんな真の事を想っている事が分かるシーンだけど．．．
兄貴だけは本気で真の事は大して想ってないのかと思ってたからこのシーンは本当きたなー
なんかネットの感想をみると最後のオチが想像できたとかいう意見があったけど、そこじゃないから！（笑）
真が本人だというのは最初から想像できる事でクライマックスはそこじゃなくて食卓のシーンだから！（笑）
真が最初他人という設定なのはそれで第三者的立場で真に対して距離があったのが段々自分の事の様になって来て最後食卓のシーンで自分自身になって感情が溢れ返るという効果を生んでるんじゃないかと思う。
そう言えば「プラプラ」って必要かなぁ．．．？（笑）
まぁ居た方がいいのかな？ｗ

【関連】
経緯：http://open.mixi.jp/user/13548221/diary/1958830967
視聴対象＆過去記事：http://open.mixi.jp/user/13548221/diary/1958849576
本フォーマットの説明：http://open.mixi.jp/user/13548221/diary/1958912013