mixiユーザー(id:6292339)

2011年03月15日14:24

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基準値超える放射性ヨウ素検出〜安定ヨウ素剤配布へ〜(追記)

犬 https://open.mixi.jp/user/6292339/diary/222111221 からの続きです。走る人

1基準値超える放射性ヨウ素検出=福島県川俣町の水道水−厚労省

耳厚生労働省は19日、福島県川俣町の水道水から国の基準値を上回る放射性ヨウ素131が17日に検出されていたことを明らかにした。(18、19日は基準値を下回っている。)
政府の原子力災害対策本部が福島第1原発事故による影響を調査するため、福島県に水道水の放射性物質に関する検査を要請。同県が7カ所で調査した結果、17日に同原発から40キロ以上離れた川俣町の水道水から、国の飲料水の基準値を上回る1キログラム当たり308Bqのヨウ素が検出された。(翌18日は基準値を下回る155Bqに低下、19日には123Bqに下がった。) 
同町では16〜18日に生産した原乳からも最高で食品衛生法に基づく暫定規制値の5倍を超えるヨウ素が検出されている。
国の飲料水の基準値はヨウ素が300Bq、セシウムが200Bq。同省は基準値を超えた水道水への対応として、(1)原則として飲料を控えるよう広報する(2)生活用水としての利用は問題ない−などとする見解を都道府県に通知した。
ただ同町は、「(測定結果について県から)全く連絡はない」としている。
(2011年03月20日_時事ドットコム)

2放射性物質:水道水からヨウ素…都「乳児の飲用控えて」

耳東京都水道局は23日、金町浄水場(葛飾区)で22日に採取した水道水から、乳児(0歳児)の飲用に関する国の基準の約2倍に当たる1キログラム当たり210Bqの放射性ヨウ素を検出したと発表した。23日採取分も190Bqだった。都は水道水で粉ミルクを溶かしたり、乳児に飲ませたりしないよう呼びかけているが、「長期間飲み続けなければ、健康への影響は直ちにはない。代替水が確保できなければ飲んでもよい」としている。
 ◇「直ちに健康影響ない」
 金町浄水場は利根川水系の江戸川から取水し、東京23区と武蔵野、町田、多摩、稲城、三鷹市に供給。都水道局によると、家庭に届く水道水は途中の給水所で複数の浄水場からの水が混じる場合があることなどから、家庭での濃度は浄水場より低くなる。
 放射性ヨウ素については、食品衛生法に基づく基準で、乳児は水道水1キログラム当たり100Bq、それ以外は同300Bqを超える場合は飲まないよう定めている。都は国から乳児の水道水飲用に関する通知があったことや、21日未明に水源地域に降雨があったことから、22日午前9時に同水道局の11浄水場のうち、水系が異なる3浄水場を選んで検査した。
 その結果、朝霞浄水場(埼玉県朝霞市、荒川水系)からは検出せず、小作浄水場(東京都羽村市、多摩川水系)は32Bqだった。23日の検査では金町以外は検出されなかった。都は「福島第1原発の事故の影響であることは間違いない。雨の影響が考えられるが、詳しいことは分からない」としている。
 都は緊急に水550ミリリットル入りペットボトル24万本を用意し、関係区市を通じて乳児1人につき3本を提供する。都民向け臨時窓口(03・5320・4657、午前9時〜午後6時)で相談に応じる。
 これを受け、厚生労働省は、原子力災害対策特別措置法に基づく水道水の「緊急時モニタリング検査」の対象を、従来の福島県内などから関東地方などにも広げることを検討する。同省水道課は、事故現場で放射性物質の放出が抑えられれば、基準値を超える地点は減るとみている。〜以下略〜
(2011年03月23日_毎日新聞)

メモシーベルト(Sv)とベクレル(Bq)

放射線による人体への影響度合い(強さ)を表す単位を「シーベルト(Sv)」、
放射性物質が放射線を出す能力(量)を表す単位を「ベクレル(Bq)」といいます。
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放射性物質にはさまざまな種類があり、放射性物質によって、放出される放射線の種類やエネルギーの大きさが異なるため、これにより人体が受ける影響は異なります。このため、放射線が人体に与える影響は、放射性物質の放射能量(Bq)の大小を比較するのではなく、放射線の種類やエネルギーの大きさ、放射線を受ける身体の部位なども考慮した数値(Sv)で比較する必要があります。
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3福島第一原発に近い市町村では、放射線被ばくによる甲状腺ガンの予防に効果のある「安定ヨウ素剤」の配布をめぐって混乱が起きています。安定ヨウ素剤は放射線被ばくの予防に一定の効果がありますが、副作用が出る可能性もあるため、国の指示で服用することになっています。

耳福島県三春町では、住民の不安を和らげるため今月15日に住民に配布し、服用を勧めました。
三春町役場保健福祉課・工藤浩之課長:「福島県からおしかりを受けたが、『町の責任として決断するしかない』という判断をした」
福島県では、いわき市や富岡町なども独自の判断で配布されています。
安定ヨウ素剤の配布をめぐって県と市町村の間で認識にずれがあり、県では改めて手順を徹底したいと話しています。
(2011年03月25日_ANNNEWS)
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耳いわき市が全15万人に安定ヨウ素剤を配布「高い濃度に備えた」と市長
福島県最大の人口34万人を抱え、一部が福島第1原発の屋内待機地域になっている、いわき市の渡辺敬夫市長が、放射性物質漏れで高まった市民の不安を抑えるため、備蓄していた安定ヨウ素剤を対象の全15万人に配布していることが20日、分かった。
安定ヨウ素剤は、体内被曝(ひばく)による甲状腺がんを防ぐ効果がある。
一方、新生児の甲状腺機能低下症など、まれに副作用が生じたり、年齢などで服用量が異なるため、原子力災害対策特別措置法に基づき、国の指示後に住民に配布すると定められている。
しかし、国の指示がないため、いわき市は18日から独自に配布。
第1原発から30キロ圏外の福島県三春町(人口1万8000人)も「万一に備え」(同町)、安定ヨウ素剤を配布していることが判明している。
渡辺市長は市のホームページで、「市民の不満に思う気持ちに応え、万が一、高い濃度の放射能物質にさらされた場合に備えた」と説明している。
いわき市は北端だけが第1原発から20〜30キロの屋内待機のエリアに入るが、市役所には市内全域から住民の問い合わせが殺到していた。
服用効果などから、安定ヨウ素剤配布の国の基準は、妊婦を除き原則40歳未満で、いわき市の対象者は約15万人。
市長の配布指示を受け、いわき市は世帯ごとに錠剤や乳児用シロップを袋詰めし、用法の指示も同封。配布を始めた。
配布には市薬剤師会も協力し、区長らに注意事項の説明をしているという。
渡辺市長は、ホームページで「市から指示があったとき以外は絶対に服用しないで」と強調。
「服用いただく際には、あらかじめ私から『服用してください』とお知らせします。
指示に従い、適切な対応をお願いします」と、本来は国が決める服用時期も、市が決める考えを示している。市独自の「ヨウ素剤相談窓口」を設け、配布後の態勢も整えた。
(2011年03月20日_産経新聞)

メモ安定ヨウ素剤の服用について〜放射線医学研究所のHPより〜

 放射性ヨウ素を体の中に取り込んでしまった場合(内部被ばく)には、避難所等で配布される安定ヨウ素剤を指示通りに服用することが重要です。
 これは体の中にはいると甲状腺に集積するので放射性ヨウ素が入る前や直後に安定ヨウ素剤を服用し、放射性ヨウ素の取り込みを阻害したり、希釈して甲状腺への影響を低減させようとするものです。
 しかし、ヨウ素剤の服用によってはアレルギーなどの副作用をおこす場合もあります。また、安定ヨウ素剤は、放射性ヨウ素が体の中に入った場合のみに有効で、外部被ばくや他の放射性核種には効果がありません。
 従って、服用の必要があるかないかは、環境中への放射性ヨウ素の放出量から受ける被ばく量を推定し、医学的観点から決定すべきものです。
http://www.nirs.go.jp/information/info.php?i3
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4(追記)朝ズバッ!2011年03月28日(月)放送分より

チェルノブイリ原発事故後、ベラルーシにて5年半の間、医療活動をされた
菅谷昭・松本市長が出演されました。
フォト

5年後、10年後にがん増える。
「早く閉じ込めてほしい。放射性物質が出ていれば、毎日毎日、取り込みますから。政府は『いまはいい』というが、チェルノブイリを見れば、がんが増えるのは明らか」
自らも帰国後「胃がんになって切ってます」という。

[みのもんた]「チェルノブイリでがんが出始めたのは?」
[菅谷] 「5年後です。10年後がピーク。日本政府も本腰を入れてほしい。」
チェルノブイリでは、子どもたちが汚染されたミルクを飲んでいた。
[菅谷] 「政府が公表しなかったですから。日本ではデータが出てますから、汚染された食べ物、水はとらないように。外部被曝より内部被曝の方が大きい。とくに乳児と妊産婦。子どもは14歳以下はヨード剤を飲ませた方がいい。」
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高濃度汚染について諸葛宗男・東大特任教授は「現在の環境汚染は、12、13、14日あたりに原子炉内蒸気を逃した(ベント)ため。原子炉の方は、まずは冷やすことでいま全力をあげているが、汚染が高くて作業ができないでいる。」と話す。
「早くやらないといけない。」

厚労省は一昨日(2011年3月26日)、全国の水道事業者に対して、雨が降った後は川などからの取水を減らすか停止するようにとの通知を出した。福島・川俣町で行った子どもの被曝調査では、甲状腺から微量の放射線量が測定された。
健康には影響なしというが、菅谷市長は「ベータ線が出てるわけだから、DNAにキズがついて将来がんの可能性がある。決して煽るわけじゃないが、そこまで考えておかないといけない。」という。
土壌汚染も進む。

[菅谷] 「だから、とにかく早くやらないといけない。」

ここで、子どもへのヨード剤投与をめぐって言い合いになった。

杉尾秀哉(TBSテレビ報道局解説・専門記者室長)「政府は配るといってるが、自治体はもう先回りして配ってる。」
[諸葛]   「法律で、大人は100、 子どもは50ミリシーベルトを超えた時にヨード剤を配布するとなっている。いまは まだそれに達していない。」
[菅谷]   「細胞レベルでは量は少なくても影響は受ける。私は予防的に飲ませた方が安心できると思う。」
[諸葛]   「効果は限られている。タイミングがある」

副作用もあるし、理屈では諸葛が正しいのだろうが、医師としての菅谷の現場感覚も貴重だ。

[菅谷]   「チェルノブイリのあと、隣のポーランドでは子ども1000万人の9割に、大人700万人にヨード剤を配った。後で見ると、ポーランドでは子どもに甲状腺がんは出ていない。政府の判断です。」

※この模様が、YouTubeにアップロードされていないのが残念でなりません。

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5福島第一原発から飛散した放射性降下物(放射性ヨウ素131,セシウム)が、極めて微量ながら首都圏にも飛来している様で、甲状腺ガンを引き起こす放射性ヨウ素による被ばく予防の為、「ヨウ素製剤」への関心が高まっています。

以下は横浜市の弟宅から届いたメールから…。mail to

From: "国立成育医療研究センター" <merumaga@ncchd.go.jp>
To: "犬様" <■■■@■■■>
Sent: Tuesday, March 15, 2011 12:16 PM
Subject: すこやかジャーナル、メールマガジン読者の皆さま


すこやかジャーナル、メールマガジン読者の皆さま
今回の東日本地震やそれに付随する放射線関連情報を臨時でご提供します。

原発が危機的状況になるに従い、流言飛語も多くなり、特にネット上の情報はかなり誤
ったものが氾濫しています。
甲状腺の放射性ヨード取り込み防止のため、ヨード剤を内服しますが、これについて薬
局のヨード含有剤が売り切れるという事態が各地で多発しているようです。
本来の内服は、行政の指示に従って決められた地域の人がすべきものであり、風評によ
りやたらに自身、あるいはお子さんが内服すると、副作用も懸念されます。たとえばアレ
ルギー、甲状腺機能低下症などです。長期内服を勧めているネット記事もあると言います。
また、医師が独自の判断で処方したり内服を促したりしているという報告もあります。
実際に最悪の緊急事態ではこのような製品を使用することもあるかもしれませんが、我
が国のほとんどの地域はそのような状況ではありません。

皆様におかれましては、添付文書をご参照いただき、パニックでのヨード含有剤や昆布
などの食品の大量摂取はくれぐれも控えるよう、ご注意ください。

独立行政法人放射線医学総合研究所が注意文書を発表していますので、ご覧下さい。

ヨウ素を含む消毒剤などを飲んではいけません
−インターネット等に流れている根拠のない情報に注意−
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http://www.nirs.go.jp/data/youso-1.pdf

甲状腺学会、日本内分泌学会、小児内分泌学会のWebサイトにも掲載される予定です。

【国立成育医療研究センターメールマガジン】
編集長:国立成育医療研究センター病院長 松井 陽
編集・発行:独立行政法人国立成育医療研究センター
        ホームページ・メールマガジン小委員会
      (〒157-8535 東京都世田谷区大蔵2-10-1)

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(産経ニュース)

猫 https://open.mixi.jp/user/6292339/diary/1690507490 に続きます。走る人
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