もとい、オワコンかも

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の続き。

甲子園の余韻で最近野球ばっかり観てるんだけど、
TV番組・製作会社さんに対しては、たいへん不満がある。

例えば東京Dの巨人戦を、NHKが地上波で5.1chやってるのに、同じ試合を日テレジータスが2chで、って、手抜き以外の何者でもない。
JSPORTSもだいたい音質がショボい。

先述の通り、ちなみに高校野球はNHKとBS朝日、スカイＡの３局が5.1ch音声で放送している。
(スカイＡ(再放送)はたぶん朝日のソースを使用)

中には「はぁ？TVなんてスピーカー２つしか付いてない。意味無いじゃん」と思う人もいるかも知れないが、それは明確に間違いだと言っておく。
何故ならそれは、モノラルからステレオの移行期に
「そのへんのTVのスピーカーなんてどうせ１つなんだから、ステレオ放送なんて意味無いじゃん」
と言ってる(言ってた)様なものだから。
(そのあたりはやはり、NHKと民放では、技術屋か否かというか、思考次元に違いがあるんだろうな)

ひとつ教えといてやると、例えばYouTubeって音声AACなんだよね。
つまり音源としては地デジ・BSデジタルと同じ。録音・ミックス機材さえあれば、いつでも多ch音声で配信出来るということ。
ということは、簡易的な多チャンネル１発録りマイクなんかが出てくれば、素人が簡単に「ドルビーデジタルの映画みたいな」音声のコンテンツを発信出来ることになる。
物理２〜３ch、仮想的に多チャンネルっぽく聴こえる再生装置も、もっと出てくるかもしれない。
(TVはもうあるし、ヘッドホンも？)

プロの製作会社は、ひょっとすると最後には、持ってる機材の質でしか素人と差を付けられない。
なのに今どき、誰でも録れる様な2ch音声しか製作出来ない様では...

(もちろん、素人に野球中継番組が製作出来るとは思わないが)
スポーツ中継ってのは、あまり録画までして観ようとは思わない、絶好のTV向きコンテンツ。
自分としては、野球の試合は、下手な映画以上のコンテンツとして、イイTVと音声で観てるワケだが、
それが故に、音声・映像に魅力が無ければ、ラジオやテキスト中継でいいや、か、
別の番組(ネット動画含む)観よう、に、なってしまうこともある。


まぁスポーツ中継の場合は放映権って問題もあるが。
これはカネ次第なので、そのうちDAナントカみたいな自転車操業の上手いヤツに買われていくのかも知れないが
(それはそれで鬱になる話だが、ぜんぜん別の話題なので割愛)
買われていくなら、技術のあるところに買われて行って欲しいね。