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2019年11月12日18:13

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グダグダ仕事とその合間の温泉旅行

 ここ2ヶ月ほど仕事でグダグダしてました。
 私の仕事は基本的にソフトウェア開発…なのですが、そのソフトウェアを実際に使うために必要なデータ作成というのをさせられていたからです。基本的にそうしたデータは、ソフトウェアを使う人(私にとってはお客様ということになります)に作ってもらうようにしています。ただ、お客様の中には自分でデータを作るのが面倒だから、それも作ってくれという人たちが一定数いるのです。

 これは非常に厄介な仕事です。

 というのもそうしたデータを作るには、それが実際に動く環境についてかなり詳しく知っている必要があり、私達には知る由のないことも多いからです。なのでどうにかデータを作ることが出来ても、それがきちんと使えるようになるまで、何度も試行錯誤して修正を繰り返す必要があるのです。
 ところが、大して作業を知らない上の人達は「元になるデータが有れば簡単に作れるよね」と言いやがるのです。「簡単だと思っているのなら、お前たちが作れ」という言葉を一度は我慢して、「これも仕事」とデータを作り始めたのが8月末のこと。

 それを9月の初めに実際に動かそうとしたら、「動かす機械のスケジュールの都合で5営業日で動作確認は終わらせてくれ」と言われました。機械の設定に問題がなければ終わらせられるかもねとは言っておきましたが、同種の仕事で「何も問題がない」なんてことは一度もなかったので、それは無理だろうなあと思ってました。案の定、相手の機械の調子が悪くてさっぱり動きません。
 当然5営業日で終わるわけがなく、9月末になっても機会がまともに動く気配がないという状態のままでした。本当は9月に奥さんと温泉に行こうと計画を立てていたのですが、この仕事のせいで延期せざるを得ない状況になりました。

 今回のデータ作りは、やり方をどうにか理解しているのは私だけという状況でした。そこに1人ではどれくらいの時間がかかるかわからない作業があることが分かり、「じゃあ人を増やして対応しよう」となりました。いや、それはまあそうするしか無いのですが、詳しいことを知らない人たちにデータづくりを任せるのがどれだけ危険なことなのかも、理解してくれる人がいません。
 結局、手伝いに来た人たちが作ったデータをそのまま使うのは危険なので、私がチェックしなければならないため、私の作業量が減ることはさっぱり無いという具合の悪さ。

 しかしどんなに頑張って机上でチェックをしても、いざ動かしてみたら「おっとそんな問題が!」ということが結構あるのです。例えば今回の場合「行末に半角スペースが一つ余分だった」とか「改行コードがCRじゃなくCRLFだった」とかです。…ああ、意味はわからなくても大丈夫です。要するにパッと見では気づくことが難しいけど、間違っていたら駄目ということが多かった、ということです。

 そういうのがあるたびになんだか怒られたりと、こちらもかなり気分が悪い状態が続きました。毎年秋になると「ストレスチェック」というのをやることになっているのですが、初めて「医者に相談したほうが良いかも」という結果になるぐらいでした。
 いや、これ大したチェックじゃなくて、専用のWEBサイトにアクセスして、いくつか出てくる質問に答えるだけのものです。ただ、今回は応えながら「あ、これ悪い結果出そうだなー」と自分でも分かるような回答具合になってしまいました。
 「医者に相談を」とはいうものの、結果が悪い原因は明らかに この仕事なので、これが終われば解消されるべと、それはとりあえず無視することにしました。

 10月に入っても、その相手の機械の調子は悪いまま。これはもう気をもんでも仕方ないな、ということで10月の中頃に、延期にしていた定山渓温泉に行くことにしました。いつもの通り 2泊3日でのんびりと…という計画です。この時期に定山渓に行くのは実は初めてなのですが、なかなか良い景色になっていました。
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 温泉はいつもどおりとても気持ちよく、2泊なのでかなりのんびり出来ました。上の写真は2日目にホテルの外を散歩したときのものです。折しも台風19号が上陸した時期で、テレビは特別報道番組になっている状態でした。被害に遭われた方には大変申し訳無いのですが、札幌はほとんど台風の影響はなく、割と穏やかな連休になってくれたのが幸いでした。
 武蔵小杉は長期出張で仕事に行っていた場所で、水没したところは私も通勤で行き来していた場所でした。タワーマンションでの被害に関しては、まあコメントは避けておきます。小洒落た街になったなあというのが通勤したときの印象でした。ただし小洒落てたのは駅の片側だけで、駅を挟んだ向こうは下町な雰囲気でした。個人的にはその方が落ち着いたのですが(笑)。

 最悪2日目は大雨になることを覚悟していたのですが、穏やかな秋晴れになり、鳥花雪の蕎麦も食べに行くことが出来ました。ここの 野菜天そば は本当に圧巻です。一日50食限定で11時開店でも数時間ぐらいで閉店になる勢いなので、食べに行くのであれば注意が必要ですね。
 朝夕のホテルのビュッフェはもはや「いつもどおり」というぐらい馴染んでいるのですが、これも美味しいものなので、満足です。何を食べても安定して美味しいというのは良いですな。
 例年、初日の昼ごはん(つまり温泉について最初の食事)を 森の謌 のランチバイキングにしていたのですが、今年は温泉に行く前に私の通院があった都合で、ランチバイキングを最終日の昼に回しました。それを美味しく頂いて、今年の温泉旅行は終わりとなりました。

 温泉は良いものですね。

 そして現実に立ち返り、仕事はというと…機械の調子が悪い状態が続いたままでしたが、まがりなりにもデータは完成しつつありました。既にカレンダーは めくられて11月になる直前。5営業日で終わらせろという作業が結局2ヶ月かかってまだ終わっていないのですが、こちらに責のある話ではないだけに どうするのかなあと思った、10月末のある日。客に「明日までにここまで作って。徹夜してでも」といきなり言われました。

 ああ、きたきたー

って感じです。スケジュールが押してるのは分かってたのですが、やはりそのしわ寄せがこちらに来ました。結局徹夜はせず終電になる前に帰ることは出来たのですが、こういうことはまだあるんじゃないかなあと漠然と思った金曜日。11月になった初日。「来週の火曜日までに全部完成させて」と客から来ました。あ、月曜日が連休だったので「火曜日まで」だっただけです。
 まあ結局 日曜日に休日出勤。これも日曜日は避けて月曜日にしようかなと思ってたのだけど、「月曜日で終わるのか?」と聞かれて、「多分。無理なら徹夜するだけです」と答えたら、じゃあ日曜日から来て、駄目だったら月曜日も来るようにせよ、と言われたためです。ま、もうどうでもいいや。

 日曜日の休日出勤で、必要なものは作り終えましたが、ホントこういうデータ作りの仕事は割に合わないので、引き受けたくないという印象が更に強まった数ヶ月でした。でも同じ客相手の仕事がもう少し続きそうなんですよねえ。
 この数ヶ月 150ぐらいをキープしていた血糖値(正常値は80〜110なので、あまり良い数値ではありません)は、この仕事が終わった途端110前後に落ち着きました。やっぱり仕事のストレスって良くないですね。

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