出ていってものの、
友達との同居で金銭の浪費が辛く戻ってきたカミさんの妹と甥っ子。
夜の仕事と介護の仕事との両立はこの状況下では厳しいと諭し、
妹を派遣から本職へ転じる。
そして、離婚を確定させる事によって片親の手当て破壊。
より別居に傾かせた。
本職であれば、手当は出るが初期費用は高い。
既にカミさんが求めていた借金の乗り換え・・・つまりは妹に貸していたのを、
オレが貸す事にする為にカミさんに渡していく作業は完了した。
そして、金を支払っていなかったものらも私が金を貸すという事で支払う。
さすれば、最期の別居の費用もだ。
甥っ子が大人になったら二人で少しずつ返してくれれば善いと言ったが、
現実には厳しいだろう。
だが、そう言わねば、更なる借金に縋りたくなるだろう。
自立まで多くをしてきた。
費用に関しても無償も多かったし、
更なる教育も多かった。
そろそろ、死ななかった本当の事を為さねばならない。
洗濯物を抱えやってきた甥っ子は言う。
(洗濯機は受け入れ態勢が確立すれば渡す予定。そして買い替える。)
「クーヤ、寂しく無いの?」
「そうだな。静かではあるが・・・」
問題を抱えた友人の対応もあったが、
それよりも我が妹の件が問題であった。
本当の仕事に専念すべきだ。
もう少しだけ、
存在しなくてはならないようだ。
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