田代記者「矢部先生。
今回の件に関して、児童に影響を与えた責任をどうお考えですか?」
矢部「私はあくまでただの漫画家に過ぎませんよ。
バトル系を扱っている漫画家も沢山いるでしょう?
殺人をしている方々が所有している漫画にバトル系の漫画は多数。
私を目立たさせる配慮は不要ですよ」
矢部と言われた髪がぼさぼさに生えた男はにやりと笑っていた。
問い正している記者はまだ引こうとしない。
田代記者「ただ、先生の一般のバトル漫画に比べ、
現実的な要素もある漫画でもあると世間では評価されています。
まるで世間の苛めに対して意見を述べて問題視しており、
それに対して警鐘を鳴らしており、
それに児童が応えてしまったと評されております」
矢部「うむ。あくまで漫画でしかありません。
読者がどのような感想を持とうが自由ですし、
それによってどのように考えを持とうかも自由だと思います。
だた、日本は法治国家ですので、それは考えて行動して頂きたいですな」
田代記者は悔しそうな顔をしている。
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