何故、死ななかったのか？

私は私の自己満足の為に、
これからも世の為人の為に為す事をすべく生かされたなどと想う事がある。
でも、それは宗教的とも言える考え方だ。
科学的には神や運命の存在は肯定されている訳ではない。

ただ、私は神は信じていないものの、運命は信じている。

あまりにも運命的に生きている。
そんな生き様だからだ。
そんな事を記しておきながら、
明日、些細な事で死んでしまう事もあるかもしれない。
また、電車に轢かれ、今度こそは死んでしまう事すらあるだろう。

ただ、そんな想いに乗っ取って我は生きてしまうのだろう。

もし、これからも生かされ続ける事になるのであれば、
私は憎まれようが望まれようが、
真に自身が善いと信じる事を為して往こう。

子供の頃から悪い奴だと言われ続けるのには慣れている。
父親も母親もそうなのだ。
妹すらもだ。
我が血族は魔族。

悪い事をしよう。

人間を巣食おうではないか。
人間を救ってしまう、これほどの悪行は無い。