マイルCのプチ回顧

■【NHKマイルC】ダノンスコーピオンが連勝でGI制覇！3着に18番人気カワキタレブリーで3連単153万円の大波乱
(netkeiba.com - 05月08日 15:47)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=261&from=diary&id=6948910

レースをご覧ください。

◆第27回NHKマイルカップ（G1）

https://youtu.be/QrTd8P9Hxco

前が34.1 - 45.6、後ろが46.7 - 34.9だから思ったより速め。
2F目に10.5というのがあり、これはトウシンマカオとキングエルメスのハナ争いの結果か（オタルエバーも行ってたが、いったん下げてまた取り付いた形）。自分は▲ジャングロが単騎逃げると予想していたから、もっとペースは落ち着くだろうと。それが出遅れ最後方になったのが、展開変わった大きな要因。

このペース・位置どりで6着に残ったキングエルメスは力がある。京王杯2歳Sの勝ち馬で実力はあるが「千四以下の馬じゃね？」と軽視した。いっぽう矢作師は「元々マイルだと思っていた馬」。トウシンマカオが坂を下りて止まったのに対し、キングエルメスは最後再び伸びている。
見どころの１つがコレ。この馬、今後いいところまで行くのではないか。

勝った△ダノンスコーピオンは中段を進み、直線は馬場の真ん中とそつのない競馬。自分はマテンロウオリオンを◎としており、それは調教や過去レースを見たからだが、もうひとつの理由は

「開幕週で馬場の内外に差はないだろう。それなら最内枠のマテンロウオリオンは、シンザン記念のように道中ロスなくラチ沿いを進み、直線はそのまま内を突けば良い」

こう考えたから。
ところが典はわざわざ大外に回した。いや責めてるんじゃなく、今日の東京は外が伸びて内がダメとか。開幕週でも内外に差があるんかい！
これだから馬場状態は難しい。マイルCまでに行われた東京の芝レースをチェックしていたら、どんな競馬になるのかもっと読めただろうが、馬券も買っていないのにそこまでやる気も無く。

○セリフォスが4着に敗れたのも（休み明けで掛かったのに加え）、この馬場。福永は枠順からも、あそこしか行きようがなかった。いわば内枠が災いし、対してダノンスコーピオンは大外枠が有利に働いた。
川田は不利を受けないよう、また展開に左右されぬようやや外目の中段を。直線も馬場の真ん中あたり。「そつがない競馬」と書いたのは、以上の理由による。

マテンロウオリオンは良く伸びた（メンバー中、上がり最速）。「中山向きというわけではない。彼は長くいい脚を使えるから、府中も合う」。確かそんなことを書いておりました。↓

https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1982257528&owner_id=988396

が、いかんせん大外ブン回せば距離ロスも発生する。ダノンを捉えきれず、カワキタレブリーに捕まりそうになったのは、この距離ロスが大きいのではないか。いや決して責めてるんじゃなくて。

カワキタ君の3着にゃエブリバディが驚いたことだろう。買える要素があるとすれば、デイリー杯でセリフォスと差のない競馬をした事と、以降ずっと千六を使い続けていた事くらいしか見当たらない。
三連単は150万越えの暗黒馬券に。

最終追い切りの拙コメントも「ヘロヘロの相手に最後煽られ。△ / B」だもんなあ。これじゃ複勝すら買えません。
もし買っていたら◎の複勝2.6倍と馬連25倍くらいは取っていたが、三連系は無理でしたね、諸人と同じく。

以上。