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mixiユーザー(id:988396)

2020年01月23日14:34

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雑記 ー 積ん読消化するの巻

俺のはいつも雑記だが。

東雅夫編『文豪たちの怪談ライフ』(ちくま文庫)を消化中。東さんは平井呈一先生の衣鉢を継ぐ ー 荒俣さんとともに ー 怪奇文学の紹介者。ご自身、『幽』とかいう書誌を編んではる。
なのでシステム的に、斯界に詳しい。本書は芥川や泉鏡花、柳田国男に圓朝、尾崎紅葉・徳田秋聲@硯友社ほかの怪談鼎談を集めたすぐれもの。

コンビニ等で売っている昨今流行りの爐海錣は鱈爐任倭瓦ない。学校の怪談とかでは。
岡本綺堂よろしきこれは、百物語の履歴。百物語とは江戸から続く集会の。金持ちの旦那しが、はあ、雨のそぼ降る秋の夜、有志を集めて一話一話。蝋燭吹き消し百終われば、事実化け物がそこに現れるとか。
昭和初期までは新聞でそんな会を広告し、吉祥寺や浅草あたりで開催。文豪のみならず一般庶民も押し寄せたとか。
猩辰涼羶鉢爐發箸茲蝓当時の新聞記事から顛末も、本書に載っています。

本郷から吉祥寺まで、自動車で1時間半も見とけば良いだろう。会は20時に始まるから18時過ぎに出れば良いだらう。
ところが井の頭公園の池から会場まで、運転手「あれ、おかしいなあ」。いつまで経っても行かれない。ようよう到着したのが朝の3時。

泉鏡花か芥川が話したのは、女郎屋に長谷川伸と一緒に行った際の話。敵方(あいかた。担当女郎)が見えないから不貞寝を決め込んでいたら、

「旦那、起きてますか起きてますか」

たぬき寝入りのまなこで薄目を開けてふと見ると、襖の上から女が、胸の上まで出して覗いている。
襖は約三間の高さ。到底人間が覗き得る高さではない。

泉鏡花from金沢は『高野聖(こうやひじり)』をはじめ怪談ばかりを書いて死んだ。いっぽう芥川は
■黒澤明『羅生門』 https://youtu.be/fORdVeWxiwA



すなわち『羅生門』と『薮の中』の合作ですね、この映画は。犯人と死人二人、いったい誰の証言が本当なのかわからない、とゆう(ゆう・笑)。
奇妙な味。
彼はメアリー・シェリー『フランケンシュタイン』やブラム・ストーカー『ドラキュラ』等をいち早く原書で読み、西洋の怪奇文学にも通暁。正しく東大英文科 ※ ー 小泉八雲 ー 出身であった。
※八雲と芥川を仲立ちした漱石なら、私的に最高傑作たる『夢十夜』ですね、ええ。

そんな芥川も柳田国男『故郷七十年』のあの話、木こりが食い詰め、小さな息子と娘がそんな父ちゃんを楽にさせむと納屋から斧を持ち出し、

「おとう、これで俺たちの首を斬ってくれ」

にはビビったみたい。爛▲犬垢! と。
で、坂口安吾に「そんなん、普通にあることやんか。このヘタレ♪」と揶揄されたり、されなかったり。
※小林秀雄は大仰に、この樵の逸話を称揚してたけどな。だからあいつは駄目なんだよ。

怪奇怪談は、単なる猊櫃は鱈爐犬磴覆ぁポー『ウィリアム・ウィルソン』にオスカー・ワイルド『ドリアングレイの肖像』、ヘンリー・ジェイムス『ねじの回転』・・・欧米もちろん我が国でも、それは堂々たる文学なのですね。

だからさ。泉鏡花や芥川、内田百けんに『雨月物語』、なし読まんかねぇあんたたち。

■上田秋成『雨月物語』より、『蛇性の淫 〜 浅茅が宿』by 溝口健二(短縮版)
https://youtu.be/s5GA7dnHh44 このURLから見てください。



■内田百けん『サラサーテの盤』より、『ツィゴイネルワイゼン』(by 鈴木清順)
https://youtu.be/Yt-I6W1OmoM




宝塚@状況劇場だけじゃなくてさ、いっつも言いよろうがちゃ。「伝統に帰れ」ち。
クソ保守ども、自称愛国者どもとは違う意味でな。あいつらこそ実は狹租爐鮹里蕕覆い里如

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