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mixiユーザー(id:988396)

2020年01月21日20:05

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脳を1mgも使わない日記(柚希礼音と状況劇場)

まるでいつもは脳を使ってるみたいじゃないスか(笑)

過日、つげ義晴原作のこれをアップしたら、
■石井輝男監督『ゲンセンカン主人』 https://youtu.be/1R_wU-HW80g

ブロ友さんに喜んでいただいた。
彼女はヅカ(こと紅さん)、そして大衆演劇が大好き。必ずどちらかを、週に一度は観てるんじゃないすかね。そんなナイスな感性なので、つげさんをも好む。

宝塚も大衆演劇やアングラを、もちろん孕んでいるので。いくら小林一三氏が芸者風・浅草深川風を排せむと創設したところで、また、あの「型」があろうとも、文化から逃れることはできない。
※「清く正しく美しく」は、かえって深川浅草・アングラや大衆演劇の軛を想起させる。

で、ちえ氏(柚希礼音氏)が唐さんのに登場したとかしないとか。
■唐版『風の又三郎』ゲネプロ https://youtu.be/qjmy8yGF2Mw

ちえちゃんとは、マイ贔屓もお世話になった元星組トップスター。その節はありがとうございました。ノバボサやロミジュリ、まるで昨日のことのようです。
で、唐十郎さんは言うまでもなく状況劇場の創設者であり作家・演出家。60年代から70年代半ばにかけ、寺山修司の天井桟敷や佐藤信の黒テント、そして鈴木忠志の早稲田小劇場と共に日本演劇をリードした。いや、解体した。

モダンジャズ・全共闘運動・ヤクザ映画と並ぶ、これは社会現象で、世代が下の自分らにさえ衝撃を与えた。
状況劇場の俳優はちなみに麿赤兒(大森南朋の父君)、大久保鷹、のち人形師となった四谷シモン、近年刑事役等で活躍中の不破万作、根津甚八に小林薫、末期には佐野史郎。彼らが出身。
※近頃再ブレイク中の三上博史は天井桟敷出身。
■天井桟敷『盲人書簡』(1974)https://youtu.be/mqgdjrPpS24

つまり音楽劇ですね。ただしそれは、著しい日本回帰。昨今のいかがわしい狷本スゴイ爐犬磴覆て。
むしろそのテイストは、近代演劇の原点たる大正〜昭和初期のモダン。上海・洋風ミックスの、浅草あたりの。
これは服部洋一ら、初期の日本ジャズにも明らかだけれど、また別途。

俺は状況劇場を、リアルじゃ『下谷万年町物語』くらいしか観ていないが、風の又三郎はもちろん状況劇場の作品。そこへちえちゃん出演とは、うむ。やっと分かってきたじゃないスか♪ お利口さん。

いかな「清く正しく〜」も、文化の軛からは逃れられない。あれはあれでもちろん結構だけれど、犖凝性爐鯤曚┐襪畔塚歌劇を二倍三倍楽しめるの請け合います。

■李礼仙(大鶴義丹の母ちゃんにして状況劇場の娘役トップ)『ジュクに風が吹く』https://youtu.be/F9LH1xTudRc

末筆ながら。
状況劇場は、もうありません。ですが、新宿梁山泊の舞台や大駱駝艦、上記唐さんの作品そして書籍から伺い知ることはできます。

・扇田昭彦『状況劇場の劇世界』
著者は当時朝日新聞社学芸部の記者。往時『歌劇』で劇評を書いていました。状況劇場と石橋蓮司・緑魔子の劇団第三病棟の劇評や、名ルポルタージュ『状況劇場西へ』を所収。

・唐十郎『腰巻お仙 ー 特権的肉体論』
唐さんによる評論あるいはエッセイ。一見難しそうだが、いや、役者にとって肉体とは何か。何がブレイクスルーするのかをわかりやすく(?)著した本書は、アクターズ・スタジオのリー・ストラスバーグ
■ゴッドファーザーPart2 https://youtu.be/VsbyvuO_AqM

つまりマーロンブランドにモンロー、ジェームス・ディーンそしてアル・パチーノの師匠が書いた『メソードへの道』※ とはまた別に、役者もちろんシアターゴアーにもめっちゃ参考になります。
※これ、いま見たらいちまん三千円になってた。ああ、持ってて良かったお。

・『少女仮面』
初期ののシナリオですね。これはええ、春日野八千代といふ人(!)が登場。つまり宝塚歌劇を揶揄しています。それでも、だからこそ最高です。

以上長くなりました。脳は1mgも使っていません。

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