木村花さんにかかる一連の流れ…そして私感

■ネット中傷、「適切に対応」＝菅官房長官
(時事通信社 - 05月25日 13:01)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=6094594

木村花さんの不幸が、何故もたらされたのかが判らず、先ほどまで30分ほど調べまわりました。そしてようやく「ぼんやりとした」像が見えた気がします。

私が思ったことは…。
「自分の考えのよりどころ(の範囲？)が、狭い」こと
「人と人とのつながりが稀薄」なこと
は危ういかも…です。

ご本人はかなり思い詰めたとは思います、実際問題。だから他人を責めもした。ただ、逃げ道が全くなくなった状況も何とはなしに想像されて、そこが悲劇の元になったのかと思ったのです。逃げ道になるはずのTwitterから、まったく支持の声すら聞かれなかった…。親身になれる人が、たった１人いれば、おそらく防げたのかもなぁ、と（私は勝手に）思いました。

今時は、生身の他人との接点を持つことをしない割には、LINEがなければ、Twitterがなければ、自分以外とのつながりのない人が多いような気がするのですが、そうした人たちには、今回の沙汰もおそらく人ごとには思えないと感じている向きが、多い気がするのです。

逆に言えば「人対人」の接点の多い人なら、おそらくこうしたことは起こらないような気もします。話を聞いてもらう、聞いてもらえることの大切さを「若い世代の方」こそ知って欲しい気がします。

偉そうに書いてしまいました…。もちろん、こう書いてしまう自分に、理論的な裏付けがある訳ではありません。でも「人対人」のつながりに「リアリティ」がなくなっている人たちには、実は「今回の出来事」は大きな警鐘にもなっている…、そんな気がしたというのが、一連の流れを読んだ後の、自分の感想です。なお、あくまでも個人的な思いです。

木村花さんのご冥福を、心よりお祈り申し上げます。