小噺0180 保釈金

有名人が悪いことをして逮捕されても、暫くしたらシャバに出てきます。面が割れていて逃亡のオソレがほとんど無い、などの理由で保釈されるのです。
別に有名人ではなくても、逃亡しないな、証拠隠滅しないな、と判断されれば保釈されますのでご安心を(笑)。

そのためにはガラ受け(本稿0064参照)してくれる人が必要なのは当然として、それ以外にも保釈金(保釈保証金)を納めなくてはなりません。
保釈される人の収入や社会的立場など、様々な条件によって裁判所が額を決定し、その額を納付(一般的には弁護士を通じて)すれば、その日のうちに(遅くとも翌日には)シャバに出られます。
なお、ボクは経験ありませんからね。聞いた話です。警察とは交通違反と飼犬の受け取り(逃亡していなくなったと思ったら警察に保護されていました)ぐらいしか関わったことがありません。あ、息子がひき逃げされた時に保護者として伺ったことがありますね。

さて、本題は「納付した保釈金はどうなるのか？｣です。
富豪の保釈金が数億円になることもありますし、有名芸能人で数百〜数千万円だそうです。大金です。でもこのお金、返ってくるのですと。
保釈金は、裁判が終了して判決が出るまでの一時的な身柄の解放に必要なお金ですから、保釈条件に違反しなければ返還されます。ご安心ください(笑)。