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2020年05月18日23:44

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自分の目にまつわる話

☆CDの収録許容量は75分前後である。
この収録時間になったのはベートーベンの第九交響曲がその時間だったため、と聞いたことがある。
「第九」を1枚で済ませるために75分前後にしたということか。
どうやら「決まり事」というのは、いろんな人々の「思い」が反映されているようで。
しかし、ぼくらが好きな音楽で75分間、目いっぱい収録されてるアルバムは聴いていて疲れてしまうことが多い。
どんなことでも「いいコロアイ」というものがあるのでしょう。
そして、決まり事を自分のコロアイで変えてしまいたいひともいるのです。

☆2時間35分にわたる長電話をして「新記録が出た。素晴らしい夜さ」と喜んでいる男をぼくは知っている。
150分を越える時間で彼がなにを話していたのかは知る由もないが、きっと盛り上がったのであろう、そんなに長くしゃべったなんて。
あ、150分はフル収録のCD2枚分ってことか。
ん〜電話でCD2枚分をしゃべるとは、やっぱり清志郎という男はタダモノではないと思います。

☆5月某日。不定期開催だが恒例であるフクちゃんとの飲み―ティングをした。
もちろん今回は電話飲みーティングであり、ぼくがガラケーのため映像なしの純粋な電話だった。
電話飲み―ティングの利点は居酒屋のときとは違い、終電を気にしなくてよいことであろう、ぼくはそう思う。
フクちゃんとの会話はいつものごとくであり、現在過去未来を話した。
つまりぼくらは現在進行形のロックンロールなんだ。
終電がないために気づいたら4時間を超えていた。
通話時間においてはフクちゃん&ジュンちゃんはキヨシローをかるーく超えたけども、でも、ぼくらは今でも彼の背中を追っているのさ。

☆5月某日。あれほどにまで不足が叫ばれていたマスクが大都会では段積みになっている、というネット・ニュースを見た。
「ウソだろ」とぼくは思った。
だって浜松では依然としてどこの店でも見かけていないし、政府製の2枚も未着だぜ。
日本のとあるバンドのメンバーが、とある事件を起こした頃、「俺は自分の目で見たことしか信じないぜ」と別のバンドのボーカルが言って『ドカドカうるさいR&Rバンド』という曲を演奏したという話を瞬時に思い出した。
そうさ、俺だって自分の目で見たことしか信じない。信じたくはないんだ。

☆5月某日。飼い猫用のお菓子を買いに入店したドラッグストアの入り口に「おひとりさま3パックまで」という表示と共にマスクが段積みになっていた。
ネット・ニュースが現実になった!
手に取ってみると国産のマスクだし、価格も通常と言ってもいい値段だった。
だがしかし、手にしたマスクを段積みに戻した。
だってぼくは、白いゴムひもふたつとハンカチで作れる簡易マスクの作り方を知っているし、それ以上にまだ届かないあの2枚を今でも心待ちにしてるんだ。
自分の目で見たいのさ、今の政府がやっていることのうちのひとつを。
彼らを信じるか信じないかは別としてね。

B.G.M.「THE MUFFS/MY MINDS EYE」
大好きなバンドの曲を大好きなバンドがカバーしていることを知った瞬間、そして聴いた瞬間は「自分の目はまちがっていなかった!」って確信する瞬間です。

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