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2020年06月16日15:32

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感想

 なんかコロナ禍云々という話しも既に過去のもの……と云うと、未だに東京では感染者は発生しているようであるし、海外の情勢に至ってはよくワカラヌ。
 ただ世間的には総じて落ち着いてきているとは言い得るのだろーから、後は充分に気を付けていれば大丈夫だとは思う。
 再度、流行する可能性があるとは云うが、感染が爆発するような危機を迎える事はなかろうとは思う。
 そうでなくとも仕事の関係上コロナ中であっても、従前通りの仕事をこなさざるを得ないので、コロナ以前も以後も取り立てて生活に変化が無いのである。
 いや……まぁ、仕事中にマスクをせねばならぬので、実に息苦しくて、実に暑苦しいのはドーにもならぬ。
 それで読書感想文とかその辺り。

  「満州事変」 緒方貞子著
 以前、書いたかも知れないが、書名をロクに知らなかったのだが、正当な研究者だと思われる人物の古典であるならば、常に読む価値がある。
 それからマルクス史学に毒されていない、云々、というのも書いたが、解説に於いても触れられており、当時の情勢で戦前近代史を編む場合は、当然の様にイデオロギーの選択を迫られたとの由。
 それを海外にあってそのしがらみに巻き込まれることなく、海外製の歴史研究のスタイルで本書を上梓したということらしい。
 ただそう考えると、この本が当時、どういった評価を受けたかがまた気にかかる。
 今の視点であれば実証主義的でフェアな分析であると評せられたであろうが、当時は逆にイデオロギーを含まないトコロで的外れな批判を受けたか、或いは、そもそも見向きもされなかったのかも知れない。
 それも今では合理的な実証主義こそ価値があり、イデオロギーを通した偏狭な視点は相手にされていない……と、思っている。


 それから本屋に行ってきて何冊か手に取ってきた。


  「桂太郎」 倉山満著
 祥伝社新書の上に、未知の筆者という事だが、桂太郎の新書の評伝ならば……と思ってついつい手にとって仕舞った。
 購入後、章立ての副題を見る限り、購入をミスったかも知れぬと思ったのは秘密である。
 どーなるかな〜……。

  「五・一五事件」 小山俊樹著
 こっちは中公新書からの新刊、226事件については高橋正衛氏の古典があるが、意外にも515事件については中公新書からの刊行が無かったのに本屋で気付かされた。
 こちらの著者である小山氏は独立した本は私も所持していないが、昭和史講義に論文を寄せていたと思うので、この名前には聞き覚えがあり、信用して購入したのである。

  「昭和史講義・戦前文化人編」 筒井清忠編
 ちょっと目先を変えたとでも云うべきなのか、とはいえこのシリーズは信用して購入すればいいという評価なので特に迷わずに購入。
 ただ歴史を概観する時、屡々、権力の席にあるワケでもない知識人が世論に影響を与える事がある……ぶっちゃけ、今回のコロナ騒動でも自称知識人の辺りが適当な事を云っていたのを見れば、多少は理解できるのだろうか。
 ちなみに筒井教授は西条八十、あんた独立した題名で西条八十の評伝を書いていたダローが……とか云ってはならんのダローな。

  「キン肉マン 71巻」 ゆでたまご
 毎度お馴染み……なのかは知らんが、未だに読み続けている。
 週刊雑誌は購入していないが、ネット連載なので更新は押さえていた……のだが、コロナの影響で更新停止になっている。
 再開を心待ちにしている。

  「アルテ 13巻」 大久保圭
 変わらず購読中の1冊である。
 お気に入りで今回も楽しかったのだが、なんか、アニメ化しているらしい。
 まぁ、面白いからね、機会があれば見てもいいかも知れない。
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コメント

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