この村の人生は2012年度のドイツ年間エキスパートゲーム大賞を受賞しており、Board Game Geek でのWeightの値（3.07）が示す通り、歴代の大賞作品の中ではクラマーのエルグランデと双璧を成す重量級のゲームです。しかし最近の感覚では、これでも中量級と見做してしまうのでしょうね。テーマはタイトル通り中世の村での生き様で、システムとしてはワーカープレイスメントに当たるのですが、ワーカーが年老いて死んでしまうという他にはない斬新な物で、アクションの行使も余り類例のない手法を採用しています。勝ち筋は幾つかあってバランスも良くて、インタラクションも適度にあり、自然と物語が紡がれて行く傑作ですね。主要なコンポーネントはゲームボードが1枚と農場ボードが4枚とアイテムタイルが40枚（5種各8枚）と買物客タイルが24枚とコインが15枚と小麦袋が20枚、それに家族コマが48個（4色各11個と黒が4個）とマーカーが32個（4色各8個）と影響力コマが72個（4色各18個）と疫病コマが6個と布袋が2枚となっています。
プレイ人数、2〜4人
プレイ時間、60〜90分
対象年齢、12歳以上
私の感覚では、Weightの値は以下の様に判断しているのですが…
軽量級 2.0未満
中量級 2.0〜3.0未満
重量級 3.0以上
僅差ですけど、因みに Board Game Geek ではこの様な区分けになっていますね。
軽量級 2.00以下
中量級 2.01〜3.00
重量級 3.00以上
しかしゲーマーズゲーム慣れしている方達にとっては、こんな感じなのでしょうね。
軽量級 2.2未満
中量級 2.2〜3.2未満
重量級 3.2以上
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