これもアレックス・ランドルフの着想が光る作品として見逃せません。コンポーネントはスタート(ゴール)ポストが4個とFINISHラインの板が1枚と半円球のコマが5色各7個とダイスが5色各1個となっています。この半円球のコマを7個連ねて、ダイスの目に従って後ろから前に1個ずつ移して行くと、その様はイモムシそのものです。これをスタートポストの後に人数分並べて、FINISHラインに向かって進めて行きます。ダイスの目は4,5,6,7,Xとなっており、これは振るのではなくて、各自が隠して持ち一斉に提示します。この時、数値はその分だけ進めるのですが、Xは誰も提示していない数値を進めて、尚且つFINISHラインも移動する事が出来るのです。但し、ダイスの目がバッティングしている者は進めず、数値の低い者から進めて行き、しかも今回進めた者は次回のみそのダイスの目を提示できない所がミソ。兎に角、イモムシ同士が邪魔をし合ってクネクネと動き、片方のゴールポストを支点としてFINISHラインがグリングリンと動く様子は必見です。
プレイ人数、3〜5人
プレイ時間、15〜20分
対象年齢、5歳以上
ログインしてコメントを確認・投稿する