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2020年02月08日23:30

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高鷲スノーパーク＆大日ヶ岳（スキー事始　part5）

ここ高鷲スノーパークは、リフトを利用してH31 (2019) .02.25に大日岳に登った時から、スキーを始めたら足繁く通う事になるだろうと感じさせた所でした。何よりも近い。距離は250kmで、東海北陸自動車道の高鷲ICを下りて直ぐの所にある。だだっ広い駐車場には車が整然と並び、センターハウス内はいつも活気に満ちている。SPゴンドラに乗れば一気にゲレンデトップに行き着き、そこから一気に麓まで滑り下りる。ナイター営業もしている隣のダイナランドと提携しており、リフト券は共通でスムーズに行き来する事が出来る。景観は申し分なくて雪質も良い。テクニカルなコースも用意されていて色んな楽しみ方を見出す事が出来る。恐らく、関西圏に住まう者にとってはベストなゲレンデだと思います。そして何よりも、雪山登山と共にバックカントリースキー（スノーボード）にも手軽に踏み出す事が出来るとあって、ここほど恵まれた場所はないと思っています。

大日ヶ岳　H31 (2019) .02.25
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1970544241&owner_id=9724239

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10時過ぎにSPゴンドラに乗ってゲレンデトップに至ると、先ずは初級コースを滑りましたが、毎回滑り始めは感覚が掴めていなくて呆気なく転んでしまいます。しかし下まで降りて来ると何とか様になって、以降はSPゴンドラばかりに乗って、初中級コースのパノラマコースとダイヤモンドコース、中上級コースのダイナミックコースを滑り捲っていました。何れも凡そ4kmのロングコースなのですが、後半の3分の1程度は初級コースとなっています。慣れて来ると、唯一滑走可能であった上級者コースのテクニカルコースにも踏み込んだりしていましたが、やはりコブを抜けるのは難しいです。ツリーランエリアも幾つかあって魅力的に思えたのですが、今回も行かず。今の技術では間違いなく木に激突してしまうので。しかし圧雪された広いゲレンデであるならば、ターンの技術に関しては未熟ではあるものの、普通に滑れる様にはなっていました。

これからどの方向に進めたら良いのか…私は他のアウトドアの趣味でもそうなのですが、スポーツとして楽しんでいる訳ではないのです。バイクでも自転車でも登山でも釣りでも、競技として技術を高めたいのではなくて、より楽しむ為に技術を磨きはするものの、主目的は旅的な要素を満たす為にあるのです。よって正直、人で溢れ返っているゲレンデを滑る事にそれ程の魅力を感じていません。もちろん格好良く滑れたらそれに越した事はないのですが、それだったらスノーボードの方がよっぽど魅力的に思えます。私にとって何故スキーなのかと考えて見れば、やはり登山目的という事になるのですね。しかし…生半可な技術では通用しないというのがネックになっていて、それは次の日に身をもって思い知らされる事になりました。同僚からはバックカントリーはゲレンデで3年間は経験を積んでからと言われていましたが、確かにその通りなのかも知れません。でも…。

㊧　SPゴンドラ乗り場
㊨　テクニカルコース

㊧　センターハウス
㊨　ダイナランドのナイター

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SPゴンドラに乗ってゲレンデトップに辿り着くと、高鷲テラスの中で大日ヶ岳への登山準備を始めました。シールを張りワックスを塗りリーシュコードを取り付けてと、ぶっつけ本番で臨んでいたので結構時間が掛かってしまって、9:40から登り始めました。なるべくトレースを外して歩きましたが、スノーシューに比べると非常に扱い辛くて、正直、スノーシューで対処できるのであれば、わざわざスキーを持ち出す必要はないのではないかと思った程でした。とは言え雪山登山の可能性を広げる為に行っている事なので、ここでめげていたら何も始まりません。しかし…

・スキーは装備として嵩張るし、登山と雖もスキーブーツを履くしか選択肢がなくなる
・傾斜がきついと登れない。九十九折れで登るにしても切り返しが意外に大変
・転んだら容易に立ち上がれない。スキーを外した途端に深雪に足が取られるし
・ちょっとした下りでも、踵のビンディングを外した状態で滑るのはなかなか難しい
・かと言って、一々その度にスキーを外して踵を固定・解除するのも面倒臭い
・それにビンディングに雪が詰まったりしていて固定し辛い。リーシュコードも邪魔
・滑りを優先させるならば、シールを一々付け外す必要があるのか？でもそれは無理
・結局はシールを付けて踵のビンディングを外した状態で滑る状況が多くなるのか？
・それってテレマークスキーじゃん

そんな感じで、今の私の技術ではうんざりする事の方が多かったのでした。試し試しだったので時間が掛かるのは仕方がないとは言え、大日ヶ岳に登頂したのは12:20で、見事に晴れ渡っていたので救われた気持になっていました。やはり目前に聳えている白山の姿が圧巻で、何とか今季にスキーで登頂したいものです。北陸の山々と共に遠く北アルプスや御嶽山も見渡せて、他の登山者と共に心行くまで堪能していました。

さて、下山の滑りを楽しみたいので、ここでシールを外してしっかりとワックスを塗って置きました。ワクワクという感じだったのですが、しかし今の私の技術ではこれ程までにも通用しないのかと、又してもうんざりする様な事態が待ち受けていたのでした。

・トレースの両脇の壁が邪魔をしていて、こんな所でどうやってターンするんだ？
・滑れる面は狭いし、ヤブや木が邪魔をしていて、それを回避する能力が私にはない
・非圧雪の急斜面がこれ程に滑り難いとは…。転んだら今度は起き上がれないし…

極め付きは変な転け方をする事で、足を取られて、斜面側とは反対側に転けてしまいました。もろに右脇を打ち付けたので、肋骨にヒビが入った様で未だに痛みます。これは骨折とかも普通にあり得ますね。他にもスキーの板が絡む様に転けてしまうと身動きが取れなくなったり、雪に埋もれたりと、もう10数m毎に転け捲って散々な目に遭ってしまいました。バックカントリースキーがこれ程までにも敷居の高い物であったとは…正直、打ちのめされてしまいましたが、次第に清々しい気持になって来たのも事実で、これは挑戦のし甲斐がありますね。ゲレンデトップには15:30に戻って来ると、颯爽とダイヤモンドコースを降って行ったのでした。でも明日も滑る予定ではありましたが、身体はズダボロで、戦意喪失してしまったのでもう帰ります。

㊧　大日ヶ岳
㊨　スキーの踏跡

㊧　大日ヶ岳山頂から白山を望む
㊨　山頂にて、北アルプスとスキー板

㊧　颯爽としたシュプールは描けず
㊨　ダイヤモンドコースにて、北アルプスと御嶽山の絶景

2020.04
08
水曜日
4/13(月)～【営業休止】のお知らせ

新型コロナウィルスにより罹患された皆さんに心よりお見舞い申し上げます。

いつも高鷲スノーパークをご利用いただき、誠にありがとうございます。

高鷲スノーパークでは4月7日(火)に７都道府県へ発令された
【新型コロナウィルスの感染拡大に備える改正特別措置法に基ずく緊急事態宣言】を受け
下記の理由からから
2019-2020シーズンの営業を2020年4月12日(日)をもって休止
することと致しました。

・お客様と従業員の安全の確保
・感染拡大の防止
・ご来場されるお客様が多くいらっしゃるエリアの該当

本来であれば5月6日(祝)までの営業を予定いたしており、
来場をご予定いただいておりましたお客様につきましては、
大変ご迷惑をお掛け致しますが皆様のご理解、ご協力をよろしくお願い申し上げます。

なお、4月12日(日)までにご来場を頂くお客様に置かれましては
コチラのご案内をご覧ください。

中部スノーアライアンス㈱高鷲スノーパーク

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