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2020年02月03日00:26

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白馬八方尾根スキー場（スキー事始　part4）

白馬八方尾根スキー場は、リフトを利用してH29 (2017) .12.24に唐松岳に登った時から、スキーの経験のない私にとっても特別な場所ではありました。ここは正に “世界が認めるスキーの聖地” ですからね。本格的に雪山を登る様になって、「ここで滑りたい」と思った所は、他にMt.乗鞍スノーリゾート（乗鞍岳）、高鷲スノーパーク＆ダイナランド（大日ヶ岳）、焼岳、白山等がありました。本当に遣りたいのは山スキー。しかし先ずはゲレンデで経験を積み重ねながら、その先にある雪山を見据えていたのでした。

唐松岳　H29 (2017) .12.24
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1964320175&owner_id=9724239

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今年のスキー事始の初っ端、白馬八方尾根スキー場で初心者講習を2時間受けた時には、ゲレンデを滑る所か、兎平の殆ど平地みたいな所で転んでばかりいたので、ここの凄さは知る由もなく…。今回は満を持して臨んだ訳ですが、中級者コースばかりとあってかなり手こずっていました。10時過ぎから1日券を購入して滑り始めたものの、初っ端の名木山ゲレンデ南からして既に手一杯で、特に下部に設けられたコブコースでは転ばずに抜ける事が出来ません。ここで正午まで練習してから八方リーゼンクワッドに乗って兎平に向かいました。リーゼンスラロームコースではこの日、13時までリーゼンスラローム大会が開かれていたのでパノラマゲレンデへ。ここで少しは自信を取り戻したものの、降雪で見通しが悪い中を足元ばかり見て旋回動作を繰り返していたので、途中から気分が悪くなってしまいました。これは一種の乗物酔いで、うさぎ平テラスで1時間ほど休憩してから、リーゼンスラロームコースに臨みました。しかしもう精も根も尽き果てており、這う這うの体で15時に名木山まで降りて来たのでした。果たしてこの程度の技量で山スキーなんて始められるのだろうかと、正直、暗い気持になっていました。

八方の湯に浸かって疲れを癒した後は、とんかつちとせで夕食。食後は本棚に並んであった孤高の人（漫画版）を2巻まで読んだのですが、これが文太郎？余りにも誇張された表現が肌に合いませんでした。道の駅白馬で車中泊。

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夜半まで粉雪が降り、本日も雪予報との事で大いなる期待を胸に8時前から滑り始めました。今回は八方リーゼンクワッドに乗って一気に兎平へ。パノラマゲレンデを5回滑って感覚を掴んでから、リーゼンスラロームコースに臨みました。曲がりなりにも滑れる事が嬉しくて、途中からアルペンクワッドに乗って兎平ゲレンデへ。ここは最上部のみ上級者コースとなっているのですが、ここも曲がりなりにも降れる事で自信を付けて、後は兎平ゲレンデとリーゼンスラロームコースを通して滑っていました。そして最後には名木山まで一気に滑り降りて来て（もちろん途中で足を休めながら）、時刻は14時。もうかなり疲れ切っていたのですが、最上部にあるリーゼングラートコースが中級者コースと知ってこれは行かなければと。うさぎ平テラスで暫く休憩した後に、15:20の最終のグラートクワッドに乗って八方池山荘へと向かいました。「ここから先はスキー場外です」の看板を前にして、唐松岳へと続く山スキーでのアプローチを憧憬しながらも、やはり這う這うの体になって名木山まで降りて来たのでした。それにしてもコブコースはどうすれば越えられるのだろうか？そもそもクイックターンが出来ていないし…。