ヤッツィーは何人でも(1人でも)プレイする事が出来て、しかも猿の様に遊べてしまうダイスゲームとして重宝しているのですが、それに匹敵するゲームがあるとは思いもしませんでした。それがこのダイスビンゴなのですが、その名称からは想像も付かない程の戦略性や中毒性を秘めているのでお勧めです。コンポーネントはダイスが2個とダイスカップが1つ、それにラミネート加工されたボードが5枚とマーカーが5本(布やティッシュで拭くと簡単に消せる)となっています。このボードには5×5の升目が描かれており、順次ダイスを2個振って、その出目の合計数を、各自のボードの任意の升目に(同じ数字を)書き込んで行きます。これを25回繰り返して全ての升目を埋めてから、縦、横、斜めの列に揃った数字の組み合わせによって得点し(斜めの2列の升目は濃い色で表示されていて、得点が2倍になる)、その合計点が競われるのです。同じ数字を書き入れているのに、各自の戦略性の違いから意外な程に点数差が開いてしまう所が面白いです。
ペア1組 [1点]
ペア2組 [3点]
同じ3個 [3点]
同じ4個 [6点]
同じ5個 [10点]
フルハウス [8点]
5個ストレート「7」入り [8点]
5個ストレート「7」なし [12点]
H@LL9000
http://www.hall9000.de/rubriken/spiele/wuerfelbingo/wb_solo.php?restart=1
※ 因みに裏面は6×6の升目となっており、得点計算も若干異なります。今一面白くないかも。
プレイ人数、1〜5人
プレイ時間、30分
対象年齢、7歳以上
最高得点 122点 (形式上の得点ではある。尤も、本当の最高得点は158点)
5 6 7 8 9
5 6 7 8 9
5 6 7 8 9
5 6 7 8 9
5 6 7 8 9
◎ 理想得点 94点
(最高得点に基づいた、使い勝手の良い得点方法)
5 6 7 8 9
5 6 7 8 9
4 3 7 11 10
4 6 7 8 10
5 6 7 8 9
◎ 両端の列を7なしストレートにした理想得点 98点
(こちらも使い勝手の良い得点方法。もちろん2と12が来なければ7を入れても構わない)
5 6 7 9 8
2 6 7 9 12
4 6 7 8 10
3 5 7 8 11
6 5 7 8 9
※ こちらも両端の列を7なしストレートにした得点 93点
5 9 7 6 10
2 6 7 8 12
4 5 7 6 8
3 9 7 8 11
6 5 7 8 9
9 5 7 8 4
12 8 7 6 2
10 9 7 8 6
11 5 7 6 3
8 9 7 6 5
しかし実際にはダイスの出目に左右されるので、柔軟に対応できる態勢が望ましいです。要するに斜めの列を両方揃える事が最優先となるので、5と8若しくは6と9が1つしか出ない(或いは5か9が1つも出ない)事を想定して☆の形にするのか、5,6,8,9が1つしか出ない事を想定して★の形にするのか、これは前以て予測する事は難しいのですが、出目の偏りや相手との点数差を考慮して選択する必要があります。もちろん出目さえ良ければ◎の形が一番使い勝手は良いのですが。何れにせよこれらの形を基本としつつも、柔軟に対処して行く必要性があるでしょう。
☆ 中央に8か6を入れて、両端の列を7なしストレートにした得点 92点
(柔軟に対応できて面白い得点方法)
9 9 8 7 6
8 6 5 7 4
12 6 8 7 2
11 9 8 7 3
10 6 5 7 5
5 5 6 7 8
6 8 9 7 10
2 8 6 7 12
3 5 6 7 11
4 8 9 7 9
★ 中央に8か6を入れて、一方の斜めの列を7なしストレートにした得点 82点
(柔軟に対応できて面白い得点方法。もちろん2と12が来なければ7を入れても構わない)
6 9 8 7 10
2 5 6 12 3
9 5 8 7 6
8 9 6 7 5
11 7 8 7 4
8 5 6 7 4
12 9 8 2 11
5 9 6 7 8
6 5 8 7 9
3 7 6 7 10
※ ★を7入りストレートに変化させた得点 99点
(こんな狙い方も出来ますよという事で)
6 9 8 7 10
4 5 6 7 3
9 5 8 7 6
8 9 6 7 5
6 5 8 7 4
8 5 6 7 4
10 9 8 7 11
5 9 6 7 8
6 5 8 7 9
8 9 6 7 10
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