mixiユーザー(id:9706236)

2020年01月18日09:19

17 view

ふわふわパンケーキ

パンケーキって、なかなかおいしいものなんですね!
管理人です、こんにちは。
先日のこと、本当に唐突に、「おいしいホットケーキが食べたい!」と思い立ったのですよ。
理由は、自分でもよく分からないのですがね。
ともかく思い立ったが吉日、すぐに本屋へ出向いて製菓のレシピコーナーへ。
あれこれ比較検討する中でふと目に留まったのが、大川雅子さんという方の【パンケーキを焼く】という、レシピ&エッセイを綴った一冊。
単なるレシピならネット検索でいくらも出てくるだろうから、こういう本の方が面白いかも、と思い購入。
果たして、いつもの試行錯誤がまた始まった訳なんですよ。

どうでも良いのですが、そもそも「ホットケーキ」と「パンケーキ」は同じものなのか違うのか。
自分のあやふやな記憶では、ホットケーキは卵白をメレンゲになるくらい泡立てて作るのではなかったかと思うのです。
ところがこの本に載っているパンケーキのレシピでは、卵白を泡立てるようなことはしません。
また分量も、小麦粉180gに対して砂糖はわずかに15g。それに牛乳、重曹、プレーンヨーグルトを加えて生地にします。
「ケーキ」というよりは「食パン」に近しい分量です。
これが著者の大川さんの好みだということなのか、一般的な「パンケーキ」がそうなのかは判断できませんが、ともかくここで紹介される「パンケーキ」はいわゆる「ホットケーキ」とは少し違うようでした。
しかしながら、このレシピ、おいしいのです。
まず、甘みが控えめな分、卵や小麦粉など、生地の味がしっかりとします。
また、ヨーグルトを加えるためだと思うのですが、一晩おいて冷たくなってもパサつかずにしっとりと柔らかいままでしてね。
これは面白い。
生地や焼き方の工夫もそうですし、何と合わせて食べるかという部分も工夫のし甲斐がありそうな感触です。
さぁ、やるぞー。

最近読んだ本。

『犯罪小説家』 雫井 脩介

最近お気に入りの作家、雫井さんの比較的初期の作品です。
新進の小説家と、その作品の映画化を担う天才肌の映画監督を軸に展開される、ちょっと不思議な味わいのミステリー。
物語の中盤から後半に差し掛かったあたりで、「これ、結局どうなんねん!」という不安定な状況設定を描き上げるのはさすが雫井作品というところ。
しかしながら、やや前半部分の状況描写が冗長な印象も強いです。
あと、理由は書けませんが、「どうせ読むならハードカバーの時に読んでおけばよかったかな」という感想も抱きました。

『みぞれ』 重松 清

凡庸な人間模様を切り取って仕立てた作品ばかりが並ぶ短編集。
「ああ、こういう出来事、あるある」「こういう嫌な奴、いるなぁ」と共感できる状況を描きつつ、フィクションだからこそ決して後味が悪くならないような仕上げはさすがプロという印象。
この作者、名前はよくよく耳にするのですが、本を手に取ったのは初めてでして。
また二、三作品くらいあたってみようかなと思いました。

ってな感じで、今日はこの辺にて。

それでは、また。
0 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する