mixiユーザー(id:9504635)

2019年09月20日16:55

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不用品?意外なところにピッタリの居場所があるよ!

次々と新しいものが市場に登場し、人々の購買意欲を刺激する・・・我々が消費することで経済が活性化する・・・そんな今の時代、"もったいない精神"の賛美なんてお題目、どんどん買って捨てる、それが"みんなの幸せ"に直結しているんですよね、きっと。

でもねぇ〜・・・やっぱり捨てるって行為には、罪悪感が伴いますよ。この子は、まだまだ使えるはずなのに、わたしが巧く使ってあげられないから、不用品になってしまっている・・・なのに、まるでその子自身が悪いみたいに、わたしによって捨てられる・・・わたしは何て無能で非情なんだ・・・って思っちゃいますよね。

でも、家の中には、なかなか巧く使えなくて、不用品のカテゴリーに入ってしまっているモノが多数あります。頂き物やオマケ品なんかは、そもそもこちらの都合とは関係なく我が家にやってきていますから、そうなる確率は高いですが、自分でわざわざ購入したものの中にも、巧く使えなくて仕舞い込んだままになっているものが少なからずあるわけです。

申し訳ないけど、置いていても仕方ないから捨てようかな・・・そう思って、一度は手に取って見たりしても、どうしても申し訳なくて、また元の場所に仕舞い込んでしまう・・・

ただ、そんな風に、お互いに居心地悪いまま仕舞い込まれていたモノも・・・或日、「これを入れる何かが欲しいんだけどな」「これを何か包むものが欲しいな」なんてシチュエーションで、「あっ!!あれだ!!あれしかない!!」って、出番がやってくることがあるんですよね。でもって、それがほんとうに「この子はきっと、このために作られたんじゃないか!!」ってほどピッタリはまることがあるんですよね。

だからまた、使いようがなく思えるものも、とっておこうと思っちゃって、ますます捨てられなくなります(^^;。でも・・・どんなものでも、誰かの思いと、誰かの労力があってはじめて産まれてくるものですからね・・・そしてその子にはその子だけが辿ってきた道筋、つまり人生みたいなものもあり・・・それを「大量生産で創られたオマケだから」なんて感じで、軽々しくは扱えないですよね・・・

なんていってたら、ゴミ屋敷の住人になっちゃいますかね(^^;。でも、我が家に来てもらったら分かっていただけると思いますが、どっちかっていうと、家の中に物は少ない方だと思います。意外に、こんな考えでも、ものが溢れて大変ってことにはなりませんよ、はい。

なんていうか・・・人だって同じじゃないですか。居場所によって、不用品扱いされる場合もあれば、重宝がられる場合もある。オールマイティーで活躍できる人もいらっしゃるでしょうが、大抵の人は、苦手と得意がある。で、人は、自分の心と体で、自分の居場所探しが出来ますが、モノは自分で自分の環境を変えることが出来ない。そのモノを活かす責任は、モノを生み出した人間の側にあるんですよね、きっと。
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