【 お茶の木の菩薩さま 】
今朝のこと 〜 母がお給仕している菩薩さまを久しぶりに観た。
これはお茶の木に彫られている。
身の丈 2寸ほどの小さな観音さま。
母は13年前に亡くなった娘の身代わりと思っているようです。
実は観世音菩薩には三つの名前があるのをご存知ですか ?
【 観世音菩薩 】 は、法華経の中の名前なのです。
鳩摩羅什三蔵法師が翻訳しました。
もうひとつ有名なのが 【 観自在菩薩 】 です。
玄奘三蔵が般若心経で翻訳したのです。
それと もうひとつまったく有名でないのが 【 光世音菩薩 】 です。
竺法護が翻訳しました。
でも 〜 この訳が一番古いのです。
いつも不思議に思っている。
何故 ? 三つも名前があるのだろう ?
サンスクリット語 ・ 梵名は
【 Avalokiteśvara Bodhisattva ・ アヴァローキテーシュヴァラ・ボーディサットヴァ 】
の一つなのに。
この三つの翻訳の 【 光 】 【 世 】 【 音 】 【 自 】 【 在 】 【 観 】
の文字を バラバラにしてみた。
すると ! 何となく この菩薩さまが 何をされる人か
解るような気がしてきた。
【 世の光と音を自在に観る 】 菩薩。
意味が深いね 〜 とても良いお茶の香りがしてきた。
この菩薩さまが何時も付き従っておられる仏さまは阿弥陀如来。
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