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2015年06月05日11:18

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辻説法 2416 【 間違いは 〜 誰にでも 】


【 間違いは 〜 誰にでも 】

ある。


昔から 【 弘法も筆の誤り 】 とか 【 猿も木から落ちる 】 とか

【 上手の手から水が漏れる 】 とか 色々言われている。


でも 〜 気にすることも 気に病む事もない。

訂正し二度と過ちの無いようにしたら 〜 よいだけです。

問題は 〜 訂正の仕方。


それ見たか ! とか 

それを言っちゃあ 〜 おしまいよ ! とか

鬼の首を取った ! ような事を言ったら最後 〜 です。


実は 〜 拳骨の 【 拳 】 の字を選挙の 【 挙 】 に

間違われたのです。


実際よく間違われます。

よく似た字です 〜 二つとも。


雲平先生の所為ではありません。

筆の軸に文字を彫る職人さんは別にいらっしゃるのです。

最初の注文の時には 〜 拳骨を口頭で伝えました。

この時 ! キチンと文字にして渡しておけば 〜

こんな間違いは起こりえなかった。

責任の一端は拳骨和尚にもある ・・・

そう感じた和尚さんは 〜 次回発注のときまで黙っていた。


日本初のマルチ・アーテイストの本阿弥光悦が使った筆である。

決してお安くない。

雲平先生の事だから 〜 言えば作り直してくださるのは明白。


でも 〜 それはしたくなかった。


今回発注のときに伝えた。

雲平先生 一言も言い訳されなかった。

流石である。


一ヵ月半の後に送られてきた二本の筆 

それの一本に 【 謹呈 】 と書かれていた。


それだけで十分すぎる。


それと拳骨の文字 ! の気合の入った事 !

びっくりした。


乱雑には使えない ! と心底思った。













 
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