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2020年06月07日15:57

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最近観た西部劇から

『ケンタッキーライフル』(1955年/監督:カール・K・ヒットルマン)、『メキシコの鷲と鷹』(1950年/監督:ルイス・R・フォスター)、『アパッチの勇者』(1952年/監督:スチュアート・ギルモア)、『郵便配達は馬泥棒』(1942年/監督:ノーマン・Z・マクロード)、『黄金の罠』(1938年/監督:マイケル・カーティス)、『シルバーシティの悪魔』(1949年/監督:フォード・ビーブ)、『ブラック・エース団』(1937年/監督:バック・ジョーンズ)、『奪われた銃弾』(1948年/監督:ジョン・イングリッシュ)を観る。
『ケンタッキーライフル』は、ライフル銃を狙うコマンチと幌馬車修理に残った人たちとの戦い。主演のランス・フラーは全く知らない俳優。良いところさがすのが困難なくらい如何しようもない作品だったが、ジェームズ・キャグニーの妹ジェーン・キャグニーと『荒野の決闘』のキャシー・ダウンズが出ていたのが救い。
『メキシコの鷲と鷹』は、設定は面白かったのだが、ジョン・ペインのモタモタした動きに幻滅。ロンダ・フレミングは魅力的。
『アパッチの勇者』は、ジャック・ビューテルの白人とのハーフ・インディアンという設定が、ビューテルの演技が大根でうまく活かされていない。主演のロバート・ヤングは、『西部魂』や『北西への道』での西部劇出演はあるものの、西部劇が似合わない役者。似合うのは、何でも知っているパパ。
『郵便配達は馬泥棒』は、ウォーレス・ビアリーが持ち前のキャラ発揮。雑なストーリー展開で褒められたものではないが、明るい話なので気楽に愉しめた。
『黄金の罠』は、産業の発展と公害発生という問題を描いているが、全体的に中途半端。当時としてはスペクタクルなダム決壊シーンだけが見せ場。
『シルバーシティの悪魔』は、シスコ・キッドの物語。複雑な心理描写はなく、単純なギャグとアクションは相変わらずだが、少し大人向けになっていた。
『ブラック・エース団』は、バック・ジョーンズ主演のB西部劇。サイレント時代は、ウィリアム・S・ハートやトム・ミックスと並ぶ西部劇三大スターだったらしいが、その魅力がわからない。
『奪われた銃弾』は、ジーン・オートリーのシンギング・カウボーイ。1943年にロイ・ロジャースに抜かれるが、オジさんタイプのオートリーより童顔のロジャースの方が子供には受けるだろうね。
画像1は、『メキシコの鷲と鷹』のロンダ・フレミング。
画像2は、『郵便配達は馬泥棒』のウォーレス・ビアリーとマージョリー・メイン。この二人のかけあいが漫才コンビさながらに笑いをさそった。
画像3は、『黄金の罠』のオリビア・デ・ハビランド。私の中では美人という印象のなかったハビランドだが、カラー映像にはえて実に美麗だったので驚いた。

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