以前読んだ「古くてあたらしい仕事」の著者の島田 潤一郎の一人出版社「夏葉社」から出ている本。
最初に刊行した本で、1975年に刊行された同名の短編集から3編をセレクトし、復刊したもの。
読み終わってから「これは、ショートムービーの原作に合うんじゃない」と思いました。
特に表題にもなっている「レンブラントの帽子」はいいと思います。登場人物も少なくていいし。
場所を日本に置き換えても大丈夫でしょ。
俳優は、渋めの男優さんがいいですね。
一人は偏屈な雰囲気を出せる方、一人はスマートだけどちょっと神経質な面も出せる方。
見てみたい。
「引出しの中の人間」は、舞台がロシアで、あの社会独特なものや、景色が必要だと思うので難しいかな。
本の装丁は和田誠さんが手がけています。
表紙をめくった本のタイトルが書いてある下の、ロシアの建物が描かれた画と裏表紙の雪が降っている桟橋の画がとても素敵です。
同じ「夏葉社」から刊行の「昔日の客」は積読で待機中、「冬の本」は気になっている本。
読みたい本がいっぱいです。
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