論文を書くとき、細心の注意を払いながらでも、誤字があることがある。ただ、査読論文の場合は、査読や校閲の段階で修正する機会がある。
データに関しては、私は何かあると怖いので、重要な研究については、元になる資料まで保管している。しかし、近年では、個人情報保護法の問題で、研究が終われば、シュレッダーにかけて廃棄しなければならないなど、制約がある。
若手の研究者は、なかなか就職先がなく、大きくは任期付きの仕事ばかり。業績がなければ仕事ももらえない。しかし、大学の授業などの負担は、年々、重くなるばかり。学生からの授業評価も大きく影響している。研究費の予算も減る一方。
データの捏造は、研究者の倫理としてあってはならない。また、一個人としては、研究者のプライドにかけて、やってはならない。
しかし、現在のような研究環境が続く限り、無くならないだろう。
■「医師が論文5本で捏造や改ざん」 阪大と国循が発表
(朝日新聞デジタル - 08月18日 21:19)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=6199070
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