すでに、アメリカ心理学会で、バウマイスターらを中心にした大規模な自尊感情(自己肯定感)の研究を調査したところ、精神的健康感とは無関係で、自己肯定感を高めれば、精神的健康が高まる的な考えは神話に過ぎないことを明らかにしています。
社会心理学で有名なのは、自尊感情の高さと他者への攻撃性の問題。
教育の立場からは、兵庫教育大学の中間玲子先生、埼玉学園大学の田中道弘先生など多くの研究者が、この問題に関するご研究をされています。論文以外に、本もお書きになられています。ベストセラーになった大御所の榎本博明先生(心理学博士)の、ほめると子どもがダメになる、なんて本も分かりやすい。
なお、この本の著者、垣吉さんは心理学者ではないので、こうした研究をご存じないのでしょうね。
自己肯定感が低い人がやるべき 自分の中の「ある」探し
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=112&from=diary&id=6039497
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