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2020年08月02日21:13

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「こうやって笑える日がくると信じてやってきた」元大関の見事な復活優勝。

■元大関・照ノ富士が復活優勝 幕尻Vは史上3人目の快挙
(朝日新聞デジタル - 08月02日 17:50)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=6180215
大相撲七月場所千秋楽、昨日の打ち出し後に行われた取組編成会議で結び前に関脇御嶽海との対戦が組まれた二敗の東前頭17枚目照ノ富士が、立ち合い左上手から前に出て右上手も取って引き付け、御嶽海の動きを封じて一気に寄り切りに退け、13勝2敗で自身二度目の幕内優勝を果たしました。今年一月場所の徳勝龍以来の史上3人目の幕尻優勝、元関脇琴錦(現在の朝日山親方)の43場所に次ぐ歴代2位のブランクとなる30場所ぶり、大関経験者による関脇以下の番付での優勝は昭和以降では昭和51年九月場所の魁傑(後に大関に再昇進、後の放駒親方で協会理事長を歴任)以来2人目と言う記録ずくめの賜杯ゲットで、三回の膝の手術と内臓疾患(肝炎と糖尿病)などで4場所連続全休を含む休場を繰り返し、昨年の三月場所では番付を西序二段48枚目まで下げてその場所で土俵に復帰、その場所を7勝0敗(優勝決定戦敗退)で終えた照ノ富士ですが、以降五月場所が東三段目49枚目で6勝1敗、七月場所が東幕下59枚目で6勝1敗、九月場所が東幕下27枚目で6勝1敗、西幕下10枚目で迎えた十一月場所を7勝0敗の幕下優勝で飾って、今年(令和2年)に入って一月場所に西十両13枚目での帰り十両で13勝2敗の十両優勝、東十両3枚目に番付を上げた三月場所を10勝5敗で終え、1年と4カ月で帰り入幕を果たしてその場所で見事堂々の賜杯レース制覇。十二日目までの平幕力士との対戦では五日目の高安(この人も元大関)戦以外を制して11番として新大関朝乃山と並び、十三日目にその朝乃山を退け単独トップに立ち、昨日の正代戦には敗れたものの、上位力士や役力士と当たる後半戦の土俵に上がるとかつての大関時代の矜持が戻り、まさに"ここにいてこその照ノ富士"と感じましたね。
取組後のNHKのインタビューでは、「いろんなことがあって、最後にこうやって笑える日がくると信じてやってきた。一日一番、自分の全力を出し切る。一生懸命やったらいいことがあると。やってきたことを信じてやるだけだと思っていた」と話し、関脇だった平成27年の五月場所の初優勝を「イケイケのときに優勝してる」と回顧、その頃と比べ、「今は慎重に、ひとつのことに集中してやってきた。それが違う。こうやって笑える日がきてうれしい」と締めくくりましたが、僅か1年4カ月でその"どん底"から戻って来たところ、スピード出世(前回の優勝は初土俵から所要25場所で年6場所制となった昭和33年以降では貴花田(後に第65代横綱貴乃花)、朝青龍(後に第68代横綱)の24場所に次ぐ歴代3番目の速さ、新入幕から8場所での大関昇進も同じく歴代3位)の人らしい速さと言えるでしょう。実に見事な優勝でした。
この一番を終え、優勝決定戦が無くなった後の結びの一番に登場した新大関朝乃山は、関脇正代を押し出しに仕留めて12番に乗せ、終盤で照ノ富士に屈し、さらに照強の足取りに沈み連敗した後の土俵で何とか面目を保ちましたが、やはり大関に昇進するまで"修羅場"の経験値に欠け、かつ土俵を務める上位力士が唯一となったことで余計に重圧と言うか、プレッシャーがかかってしまったような新大関の土俵だったと思います。
さて、今場所の三賞ですが、殊勲賞には御嶽海、大栄翔(今日勝てばの条件付きで、妙義龍を引き落としに退けて獲得)の横綱白鵬に勝った二人、そして優勝が条件だった照ノ富士(他に正代が優勝の条件付きで授与対象)、敢闘賞には正代(他に御嶽海が優勝の条件付きで授与対象)、技能賞には照ノ富士と決まりましたが、十四日目に朝乃山を鮮やかな足取りで退けた照強が選に漏れたことについて「なかったの、大殊勲じゃないの」とテレビ正面解説の第52代横綱北の富士が疑問を呈し、向正面解説の舞の海秀平も同調していました。
また、決定戦となった三段目は東67枚目の深井(高砂部屋、東洋大学出身、今年の三月場所に三段目100目格付け出しで初土俵)が夢道鵬(大嶽部屋、第48代横綱大鵬の孫で元席貴闘力の子である「納谷四兄弟」の四男)と対戦、夢道鵬の足が流れて叩き込みで深井の優勝。四敗の旭大星と水戸龍が揃って敗れて10勝5敗で明生、旭大星、豊昇龍、千代ノ皇、天空海、水戸龍の6人が並んだ十両ではまず水戸龍と天空海が対戦、押し出しで天空海が勝ち、次に千代ノ皇と明生が対戦し突き落としで明生、そして旭大星と豊昇龍が対戦し寄り切り豊昇龍が制し、立浪部屋の3人がともえ戦に進み、東筆頭で来場所の帰り入幕をほぼ手中にした明生が豊昇龍を下手投げ、続く天空海を突き落としに退け、明生が優勝しました。
それにしても、この照ノ富士の超V字復活優勝を筆頭に、50歳(昭和以降初)の序二段力士華吹(はなかぜ、立浪部屋、今場所の番付は西68枚目)が六日目の宇瑠寅戦で50歳の力士として112年ぶりの白星を挙げたかと思うと、七日目には協会が作成した感染予防策のガイドラインを破ったことを理由に東前頭5枚目の阿炎が休場となり、これが「数人のお客様と会食に出たため、大事をとり、本日より休場させます」と当日のテレビ向正面解説で師匠の錣山親方(元関脇寺尾)で話したことで明らかになる事態も起き、後にその会食場所が「接待を伴う店」であることも発覚、他に田子ノ浦親方(元前頭隆の鶴)の泥酔騒ぎなど"お騒がせ事態"も起き、既に横綱鶴竜が二日目から休場する中で終盤に大関貴景勝、横綱白鵬が相次いで休場、横綱・大関の上位力士の直接対戦の取組が一番もなかったことなど、いろいろあった変則進行の七月場所(と言っても、十四日目と千秋楽は8月に入ってからだった)でしたが、照ノ富士の復活Vでまた土俵が賑々しくなっていくことが期待されますね。観客が入る場所になるか、あるいは、開催できるかとか、悪化の一途にあるCOVID-19情勢如何だと思いますが、照ノ富士はじめ、次の九月場所が楽しみになったと思います。
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