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2020年08月01日20:54

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「足取りがありますね。」しかし、これで決まるとは。

■大相撲に「NO!3密」告知旗 懸賞旗風に土俵くるくる
(朝日新聞デジタル - 07月31日 20:48)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=6178378
大相撲七月場所十四日目、昨日大関朝乃山を寄り切りで制して一敗を守り賜杯レースの単独トップに立った東前頭17枚目の帰り入幕照ノ富士が三敗の関脇正代の寄り切りに屈して二敗に後退し、照ノ富士の今日の優勝はお預けに。立ち合い正代に両差しにされ、左上手を取るも正代に出られて相手の絶妙な引き技にのめり、右を差されて勝負あり。三敗の関脇御嶽海が初顔合わせでここまで9勝4敗の西前頭16枚目琴恵光を掬い投げに退けた一番を挟み、結びの一番で東前頭7枚目の小兵照強と対戦する二敗の朝乃山に注目が集まることになりました。
その一番、立ち合い右に動いて体を沈めて新大関の足を狙った照強の攻めがまんまと嵌まり、意表を突かれた朝乃山はあっさり尻餅をつき、僅か1秒7で勝負あり。決まり手「足取り」で不覚を取っての連敗で朝乃山は三敗に後退。取組前、照ノ富士と同じ伊勢ケ濱部屋の照強について、テレビ解説の尾車親方(元大関琴風)が「足取りもある」とそれほど警戒を促すトーンではなかったもののさらっと言及しましたが、その足取りを狙って、それが図星に嵌まるとは、勝って「エンターテイナーぶりを発揮した」(ラジオ解説の荒磯親方(第72代横綱稀勢の里)曰く)照強としては何とも痛快な気分の白星だったのではと思います。
打ち出し後に行われた取組編成会議で千秋楽は照ノ富士が御嶽海と、朝乃山が正代との対戦が決まり、照ノ富士が勝てば自身二度目の幕内優勝(今年一月場所の徳勝龍以来史上3人目の幕尻優勝、歴代2位のブランクとなる30場所ぶり、大関経験者による関脇以下の番付での優勝は昭和以降では昭和51年九月場所の魁傑(後に大関に再昇進、後の放駒親方で協会理事長を歴任)以来2人目)が決まり、御嶽海が勝って照ノ富士が敗れれば結びの一番に組まれる朝乃山と正代の勝者と御嶽海、照ノ富士の3人によるともえ戦の優勝決定戦が行われることになりました。多くの人々が期待する朝乃山の新大関優勝の可能性は残りましたが、負けられない一番を呆気なく落とした朝乃山にとっては些か尾を引きそうな黒星になったのではと思います。
その他。西前頭17枚目の琴勇輝が「右膝外側側副靱帯損傷、右膝外側半月板損傷により全治1カ月の加療を要する見込み」との診断書を協会に提出して休場。昨日の志摩ノ海戦で押し倒しに屈した際に傷めたようで、休場は昨日の時点で6勝7敗と盛り返していた最中での通算10度目。今日の対戦相手の松鳳山は不戦勝となりましたが、昨日幕下優勝を決めた千代の国同様「怪我また怪我」の力士であり、またしても十両に戻っての出直しとなりますね。また、初日から13連敗だった西前頭2枚目阿武咲が西前頭9枚目勢を押し出しに仕留めて十四日目にしてようやく初日。低い当たりで起こして強烈な左押っつけから喉輪攻めで勢を圧倒。大きな拍手が集まりました。

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