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2020年07月31日21:20

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案の定の白鵬の休場だが、それ以上に「これぞ大一番の相撲」を見せ付けて強いインパクトを与えた「元大関」の照ノ富士。

■白鵬が休場、けがで2週間要治療 2横綱1大関が不在に
(朝日新聞デジタル - 07月31日 11:49)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=6177604
大相撲七月場所十三日目、昨日関脇御嶽海に土俵際逆転の突き落としで敗れて二敗に後退していた横綱白鵬が「右膝半月板損傷、膝蓋大腿靱帯損傷、関節内血症により約2週間の加療を要する見込み」との診断書を協会に提出して今日から休場、大関以上の上位力士で土俵を務めるのが一敗の新大関朝乃山だけとなった中、同じく一敗で賜杯レースのトップを並走する帰り入幕の東前頭17枚目照ノ富士との直接対決となる一番で、照ノ富士が朝乃山を寄り切りに退け一敗を守る展開となりました。
貴景勝の休場で「割崩し」がしやすくなったこともあり、いきなりの大関戦が組まれた照ノ富士ですが、今日の一番、立ち合いから右を差して上手を切り、逆に朝乃山の左上手を取る力勝負の展開となり、朝乃山が土俵際で投げを見せると上手で返して胸を合わせての寄り切りで勝負あり。大関昇進以前の平成27年五月場所に関脇として優勝を経験した照ノ富士ですが、大関に昇進したとは言え昇進前直近3場所の最高が11番、それ以上が平幕優勝の昨年の五月場所の12番があるだけと言う朝乃山に「経験の差」を見せ付けた一番となったと思いますね。八角理事長(第61代横綱北勝海)はこの一番について、報道陣の取材に「『俺が大関だっ』って感じだな。短かったけど、いい相撲だった」と切り出し、その勝因としてに挙げたのが「上手を切ったこと。切り方がうまい。体も柔らかい」とコメント。一方、敗れた朝乃山の横から掴むような上手の取り方について「小さい人にはきくけど、大きい人を相手にすれば、このような結果になる。投げに行っても防戦一方だった」と言及、取り口の点で照ノ富士に"一日の長"があったと分析していたようです。
これで、一敗の照ノ富士を二敗の朝乃山が追う展開となりましたが、明日の十四日目は照ノ富士が今日横綱白鵬に不戦勝の関脇正代、朝乃山は東前頭7枚目の照強と対戦。照ノ富士が正代に勝ち、朝乃山が照強に敗れれば照ノ富士の優勝が決まることに。NHKのインタビューでは「やってきたことを信じてやるだけ。とりあえずあと二番。頑張るだけです」と淡々と語りましたが、常にこの思いを持ち続けて怪我や内臓の病気で序二段に陥落してからの再起の土俵を務め続けたのだろうと思って聞きました。
さて、白鵬ですが、昨日の御嶽海戦で突き落としに屈した際、取組後の土俵下で右足を気にする仕草を見せていたのでこれで休場になるのだろうと思いながら見ていましたが、師匠の宮城野親方(元前頭13枚目竹葉山)曰く、四日目(隆の勝戦、土俵際逆転の突き落としに退けた)に右膝を負傷していたのだとか。十日目に横綱通算1000出場を初日からの10連勝で飾っていましたが、その後の六番の土俵を怪我を抱えて務めていたことになりますね。
その他。今日十三日目は幕下以下各段の優勝が決まる日ですが、幕下は幕内で活躍した西12枚目の千代の国(九重部屋)が西59枚目栃清龍を立ち合いから激しい突き押しの押し出しで一蹴して7勝0敗で優勝、次の九月場所での帰り十両が濃厚となりました。4年前に61歳で亡くなった先代の師匠(第58代横綱千代の富士)の命日に決めた優勝で、新型コロナウイルスの影響で2週間延期となったことで実現した一番でした。
また、序二段では尾車部屋の東84枚目竹岡(18歳、尾車部屋)が西75枚目生田目を引き落としで制して7勝0敗で優勝。序ノ口では東18枚目の北青鵬(18歳、宮城野部屋)が西序二段103枚目雅を寄り切りに仕留め、7勝0敗で優勝。今年三月場所が初土俵。モンゴル出身ながら幼い頃から札幌市で育ち、「北海道札幌市出身」としていて、横綱白鵬がスカウトした身長2mの大器だとか。千秋楽に優勝決定戦が行われる三段目は、西84枚目の夢道鵬(18歳、大嶽部屋、第48代横綱大鵬の孫で元関脇貴闘力の四男)と東67枚目深井(高砂部屋)が7勝0敗として決定戦に進みます。
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