mixiユーザー(id:9389954)

2020年03月30日22:48

224 view

コロナウイルス感染の深刻さの象徴となった、国民的コメディアンの訃報となった。

志村けんさん死去 コロナ肺炎 70歳 持病なし
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=8&from=diary&id=6027308
「志村けん、死去」。このニュース、仕事の昼休みに見たスマホから飛び込んで来て、知りました。新型コロナウイルス感染で陽性となり、これによる肺炎のため入院治療中という報道があったのが今月25日、報じたメディアによってその内容にばらつきがあり、かなり重篤な状況にあるとするところもあって、回復の見込みが立つ状況ではないのかもしれないと、その様子から感じていましたが、この国民的なコメディアンが陽性判明から1週間弱で亡くなってしまうとは、と、言葉を失う感じになりました。
高視聴率を誇って来た「8時だヨ!全員集合」などで人気絶頂の最中、電撃的に脱退した荒井注の後を受け、いかりや長介さんや加藤茶の付き人をしていた志村けんがザ・ドリフターズの正式メンバーとなったのが昭和49年、暫くはドリフの水に合うのに苦労したとも言われますが、番組内の「少年少女合唱隊」のコーナーで披露した「東村山音頭」、さらには「カラス なぜ鳴くの カラスの勝手でしょ」、そして「ヒゲダンス」など、矢継ぎ早にギャグやネタを披露してドリフに更なるパワーを与える存在となった志村けん。「全員集合」の視聴率も押し上げ、存在感も高まった感じがありましたが、昭和56年に仲本工事と共に競馬のノミ行為に関わって書類送検されたあたりでテレビから消えた時期がありました。
その影響もあってか「全員集合」は終了しましたが、フジテレビで放送された「志村けんのだいじょうぶだぁ」での「変なおじさん」や「志村けんのバカ殿様」といった新しいキャラクターが次々ヒット、独自の世界で次々新たな笑いを生み出し、還暦を過ぎ、70歳になっても第一線での活躍を続け、一種の"普遍性"を持ったコメディアンとなったと思いますね。
最近は日テレの「天才志村どうぶつ園」でその姿を見ることが多くなり、眼鏡をかけて歳を取った印象こそありましたが、年齢を超越して天才的な笑いのクリエイターぶりを発揮し続けていた人だと思います。急な訃報を受け、加藤茶は「ドリフの宝、日本の宝を奪ったコロナが憎いです。皆さんも身近に感じて、気を付けてくださるようお願い致します」とコメントし、小池百合子東京都知事は「最後に悲しみとコロナウイルスの危険性について、しっかりメッセージを皆さんに届けてくれた。その最後の功績も大変大きなものがあると思っている」とコメントしたそうですが、このコロナウイルス感染の深刻さを象徴する、一つの"事件"のような訃報と感じます。
にしても、最初の症状を訴えてから2週間程度で急に亡くなるとは、この感染症の恐ろしさを改めて思い知らされたとも感じます。ご冥福をお祈りいたします。合掌。

1 2

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2020年03月>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031