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2020年01月25日23:02

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仕切りから、徳勝龍の方が余裕あったよな。

■元横綱・北の富士が内館牧子に語る「白鵬は普通の力士の3〜5倍は稽古している」
(AERA dot. - 01月25日 11:30)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=173&from=diary&id=5948665
大相撲一月場所十四日目、一敗で並走する前頭4枚目正代と前頭17枚目徳勝龍の注目の直接対決は徳勝龍が正代を土俵際の突き落としで退け13勝1敗で単独トップに立ち、二敗で追走していた大関貴景勝が関脇朝乃山の上手投げに屈して三敗目を喫して賜杯レースから脱落する展開となりました。
注目の平幕同士の一敗対決、片や熊本県勢初、そして時津風部屋勢としては大関北葉山(後に枝川親方)以来57年ぶりの優勝の期待がかかった正代(東京農業大学出身、右四つ)に対し、片や33歳のベテランで帰り入幕の幕尻徳勝龍(近畿大学出身、左四つ)。どちらも気合いの乗って来た仕切りでしたが、正代がどこか緊張感を隠しきれない感じの表情だったのに対して徳勝龍には"失うものがない"幕尻だからなのかどことなく表情に余裕がありそうな印象がありましたが、立ち合いからその差が出たような感じの一番だった気がしましたね。徳勝龍が左四つから右上手を取り、投げで呼び込んで正代に土俵際に追い込まれながらも左足を俵にかけて左にスルッと躱しての突き落としで勝負あり。土俵際の逆転劇は五日連続で10日目からすべて突き落としの決まり手。「出し投げを打ちにいったらついてこられた。まあ、不細工な相撲しか取れないので」とコメントしたそうですが、不利な体勢になっても自信を持って土俵際の逆転で決めているのがわかる一番でした。一方、敗れた正代は相手得意の左四つにされて廻しが取れないまま前に出て、朝稽古後に「土俵際は注意していきたい」と話していたと言う突き落としを食らって万事休す。「勝ちを急ぎすぎました」とのことですが、冷静さと言う観点で見れば、徳勝龍に"一日之長"があったと言うことだろうと思います。
明日千秋楽の幕内の取組について、今日の打ち出し後に編成した審判部は割を崩して結びの一番で大関貴景勝に一敗を守った徳勝龍を当てる取組としましたが、優勝力士が役力士や上位力士との対戦がないままでと言うのも異例であり、本来組まれる筈の貴景勝―豪栄道の大関同士としなかったのもその意味では頷けるでしょう。徳勝龍が千秋楽の貴景勝戦で勝てば、平成12年三月場所の貴闘力以来、20年ぶり2度目の幕尻優勝となります。なお、敗れた正代は今日竜電の寄り切りに屈して7勝7敗となった御嶽海との対戦が組まれました。
その他。今日は天皇陛下の即位後初めての天覧相撲となり、天皇・皇后両陛下と相撲好きで知られる愛子内親王と一緒に後半戦からの取組を観覧されました。愛子内親王は平成18年以来の大相撲観戦だったようで、前回は好みの力士を「大関琴光喜(後に賭博スキャンダル関与を認定され解雇)」と答えていたのが印象的でしたが、徳勝龍―正代の平幕一敗対決を観覧されなかったのは些か残念なところでした。
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