mixiユーザー(id:9389954)

2020年01月17日21:33

32 view

賜杯レースの中心は貴景勝と遠藤となりそうな様相だが。

■琴奨菊、歴代10位の白星 「すごい」 無邪気に笑った
(朝日新聞デジタル - 01月16日 21:54)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=5938458
大相撲一月場所六日目、大関貴景勝は前頭2枚目御嶽海を土俵際逆転の突き落としで制して一敗を守り、その貴景勝を除く2横綱1大関を退け一敗で並走する前頭筆頭遠藤も関脇高安を突き出しに仕留めてこちらも一敗キープ。10番での大関復帰を目指している高安は2勝4敗となって残り9番を最悪でも8勝1敗でなければ大関に返り咲けず、"尻に火が着いた"恰好となりました。
今日の貴景勝、相手は本割で過去6勝7敗と合い口が悪く、昨年の九月場所の優勝決定戦に敗れて左胸筋を傷めた"因縁の相手"たる御嶽海。立ち合いからの押し合いを制して主導権を握った御嶽海が大関を左で起こして東土俵際に追いやるも、大関が土俵際で右からの突き落としで逆転、勝負あり。これで本割での対戦成績を7勝7敗の五分に戻し、大関の矜持を示した一番となりました。その貴景勝と言えば兵庫県芦屋市が出身地。25年前の今日1月17日の早朝5時46分に発生した阪神・淡路大震災の被災地の一つとなり大きな被害を受けたところですが、貴景勝は震災の翌年の平成8年生まれで、阪神・淡路大震災について「親からも震災の話は何回も聞いた」と胸を痛める一方、自身がまだ生まれていなかった頃の出来事について「経験していないことを話すのは良くない」とし、「相撲を極めて、自然と兵庫県民の活力になれば」と四半世紀が経過した震災の被災地を地元とする一人として、謙虚に語っていたようです。
その震災の当日たる平成7年1月17日に被災地の一つである淡路島で生まれたのが、前頭14枚目の照強。昨日まで5連勝で賜杯レースのトップグループにいましたが、25歳の誕生日の今日は徳勝龍に引っ張り込まれて引き落としに屈して一敗に後退。自身にとって目標だったと言う、初めて幕内力士として迎えた誕生日の土俵でしたが、「やっぱり意識はした。そこで自分の相撲を取れないのは力不足。気持ちに余裕がなかったのかな」と、大量の塩撒きなどで人気の小兵は敗戦の弁を語ったようです。
そして、今場所の主役の一人に躍り出ているのが前頭筆頭の遠藤。10番での大関復帰に黒星先行と厳しい土俵の関脇高安に立ち合い厳しいかち上げを受けるもそれを凌ぎ、下から攻めて高安の引きに乗じて前に出て、赤房下への突き出しで勝負あり。貴景勝に屈した一番もありましたが、下からの攻めと言い、自分の相撲をしっかり見せているのが実を結んでいる印象がありますね。横綱白鵬を驚嘆させた切り返しは見事でしたが、第52代横綱北の富士に言わせれば「白鵬は2日目の遠藤との一番での精神的なショックが大きく影響している」とのことで、自身が(「横綱北の富士」として)これを受けたら引退を考える一番になるだろうと"評価"したほどでした。
その他。角番大関の豪栄道は前頭3枚目玉鷲を低い姿勢から押し出しに退け2勝目、小結阿炎、遠藤に屈して連敗の新関脇朝乃山は前頭筆頭妙義龍を一気に前に出ての寄り切りに仕留めて4勝目。小結阿炎も前頭2枚目北勝富士を送り出しで制して3勝3敗の五分に戻し、北勝富士は2敗に後退。賜杯レースは元大関の前頭6枚目栃ノ心を寄り切りに退けた前頭4枚目正代一人となり、1敗に貴景勝、遠藤、照強、前頭9枚目の豊山、その豊山の押し出しに屈した前頭15枚目の輝、前頭17枚目の徳勝龍が並走する展開となりました。
0 2

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2020年01月>
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031