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2019年12月11日23:57

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9年$324Mの空前の超弩級だが、矢鱈エージェントの顔ばかりが目立った印象だ。

■ヤンキースが「マー君以来」の“億超え”補強! 20勝右腕・コールと歴史的大契約
(ベースボールキング - 12月11日 19:10)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=212&from=diary&id=5898297
Gerrit Cole、Yankeesと9年$324M!目下開催中のMLBのWinter Meetingで、今オフ最大の注目のFA選手であったGerrit Cole(29歳、今季Houston Astros)が、獲得レースで実質的に先行していたNew York Yankeesと9年総額3億2400万米ドル(日本円にして約356億円)で契約合意となったというビッグニュースが発せられましたね。
Gerrit Coleと言えば、今季Astrosで33試合(212回1/3)に登板して20勝5敗、奪三振326、防御率2.50(防御率と奪三振はリーグトップ)という圧倒的な成績を残し、21勝を挙げてCy Young Awardsを受賞したJustin Verlanderらとともに先発ローテーションの柱としてチームの3年連続地区優勝に貢献したパワーピッチャーで、その成績は
https://www.baseball-reference.com/players/c/colege01.shtml
にあるようにMLB通算7シーズンで94勝52敗、防御率3.22という好成績を挙げています。
今季でFAとなるということで、その行方と条件が注目され、特にその条件は"超弩級の大型契約"を次々に成立させた辣腕エージェントとして知られるScott Borasの顧客であるだけに、なおのこと注目の的であったと思います。
YankeesはじめAngels、Dodgersといったところが噂にのぼりましたが、やはりYankeesが獲得レースで先行し、7年$245M(年額で$35M)という投手としては年額ベースで歴代最高額を提示しましたが、これにScott Borasが動き、顧客の一人で同じくFAとなった今年World Seriesを制覇したWashington NationalsのエースであるStephen Strasburg(31歳)がその全く同じ年数、同じ額で再契約、Yankeesはさらに大きい条件、少なくとも9年から10年、$300M以上を提示する必要に迫られた恰好となりました。
結果、年数をあと2年、年額ベースをあと$1M足して9年$324Mで契約成立となった次第。投手として年額ベース歴代最高額を更新、MLB全体としても昨年13年$330MでPhiladelphia Philliesと契約した外野手のBryce Harperに次ぐとてつもない大型契約とはなりましたが、Gerrit ColeよりもエージェントのScott Borasの存在ばかりが目立った印象となりました。Scott Borasといえば、Greg Maddux、Kevin Brown、Barry BondsにAlex Rodriguezなど"大物"選手を顧客に持ち、彼らはじめ多くの選手と大型契約を次々に交わした一方、Darren DreifortやBarry Zito、朴賛浩などそれに見合う活躍ができずに終わった選手も少なくなく、Albatros(信天翁)ばかり生み出すという陰口も聞こえるような存在と評する人もいるほど。近年は、Boston Red Soxの俊足好打の外野手として活躍していたJacoby Ellsburyを2013年オフに7年$153MでライバルチームのNew York Yankeesと契約したものの、故障で2017年を最後に出場できず、契約を1年残して解雇される事態となったのが話題となりましたが、Bryce Harperに続いて2年連続で超弩級の契約を決めたScott Borasの顧客であり、かつて高校時代の2008年に1巡目(28番目)で指名されて入団を拒否したNew York Yankeesでプレイするこの人が、大型契約に見合う活躍を続けることができるのか、注目となると思います。
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