一瞬、玉木雄一郎が襲われたと思ったが。

玉沢元農相 自宅前で撃たれる
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=5896984
村山内閣で防衛庁長官、小渕内閣〜森内閣で農相を歴任した玉澤徳一郎元衆議院議員（81歳）が盛岡市の自宅前で男に銃撃された、ですか。今日の夜、テレビでニュース速報が出されて知った際、玉木雄一郎国民民主党代表が襲われたのかと思い、安倍晋三首相をめぐる「桜を見る会疑惑」なる"スキャンダルらしき出来事"（"スキャンダルもどき"か）とやらに異常に固執した、閉幕したばかりの国会における野党の一連の行動や姿勢への"答え"でも出たのかとも思いましたね。
しかし、よく見ると玉澤徳一郎、玉で始まる似た名前の元衆議院議員で、そりゃ混同するなと思いました。ニュースを聞くと、場所が岩手県。つまりこの人の選挙区のある地元で、報じられた内容を見ると玉澤徳一郎元議員は市内の病院に搬送されて「命に別条はない」とのことで、銃撃した男は同県奥州市の農業・高橋脩容疑者（82歳）と言い、拳銃1丁と実弾1発を所持した上で岩手県警盛岡東署に出頭し、銃刀法違反（加重所持）容疑で現行犯逮捕されたとか。容疑者は「玉澤元議員を拳銃で撃った」と供述しているということで、玉澤徳一郎元議員とは高校時代の知り合いで、金銭トラブルがあったと報じています。
とは言え、よくわけのわからない銃撃事件だなと思います。岩手県田老町（現宮古市）出身、昭和51年に初当選して衆議院議員を9期務め、自民党の中でもタカ派とされる清和政策研究会（福田派→安倍派→森派→三塚派→町村派→細田派。安倍晋三首相の出身派閥）に属し、族議員（防衛族・農林族）の重鎮とされた人物であり、平成6年の村山内閣（自社さ連立）で防衛庁長官として初入閣、平成11年の小渕内閣〜平成12年の森内閣で農相を歴任。平成21年の衆議院選挙を機に政界を引退という国政でのキャリアを誇るこの人ですが、金の問題が地元であり、これが"引き金"となったことがまず"謎"ですね。地元でそれなりに報じられていたスキャンダルのような事柄だったのかもしれませんが、「平成19年に政治活動費の領収書改竄問題で自民党を離党し、翌年復党」という経歴があり、金銭に関する部分で問題があり、それに関連する要素でもあったのかもしれませんね。
兎に角、その後の続報が待たれるところだと思いますし、回復を望みたいところです。