明日にも白鵬の43回目の優勝が決まる、てか。

■期待を裏切り続けた御嶽海　ようやく審判長がうなる一番
(朝日新聞デジタル - 11月21日 20:50)
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大相撲十一月場所十二日目、横綱白鵬は小結遠藤を叩き込みに退け一敗を守り、二敗で追走していた小結朝乃山が関脇御嶽海の寄り切りに屈して三敗となり、明日の十三日目に白鵬が小結阿炎を下し、三敗の朝乃山が琴勇輝に、正代が炎鵬に敗れた場合、十三日目にして白鵬の通算43回目となる優勝が決まる展開となりました。
今日の白鵬、対戦相手は相撲巧者の小結遠藤。二度目の立ち合いで遠藤の顔を左で張って右で強烈なかち上げを見せ、それでも上体が起きない遠藤の顔に更に右張り手を一発。叩き込みで勝負あり。一時期批判されて封印していたことがあった白鵬の張り手ですが、今場所は何回か見せているようで、八角理事長（第61代横綱北勝海）は今日の一番について「冷静だった。相手の良いところをちゃんと消していた。遠藤は出足を止められた」とコメントしており、遠藤相手にこれでもかと言わんばかりに猛烈な攻めで制した一番となりました。
一方、星一つ差につけていた小結朝乃山の今日の相手は先場所の覇者御嶽海。立ち合い、御嶽海が鋭い踏み込みから朝乃山に右差しをさせず、右から左と両差しになって一気に走って寄り切りで勝負あり。黒星先行だった御嶽海は6勝6敗で五分の星に戻し、明日の十三日目は先場所優勝決定戦を戦った大関貴景勝と対戦します。
その大関貴景勝は、前頭5枚目竜電に左に飛ばれて両手バッタリ、突き落としに屈して連勝は5で止まり、8勝4敗となりました。