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2018年12月14日23:12

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「ホームライナーの終焉」を意味するダイヤ改正となったか。

JR東、特急「はちおうじ」「おうめ」新設
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=40&from=diary&id=5419132
JR各社が来年(平成31年)3月16日に行われるダイヤ改正の詳細を発表しましたが、うちJR東日本に関しては、青函トンネル内の最高速度引き上げ(140km/hから160km/h)に伴い東北・北海道新幹線「はやぶさ」「はやて」の一部列車の最短所要時間を最大4分短縮して東京―新函館北斗間を最短3時間58分として4時間の壁を破ること、上越新幹線にE7系を投入することなどが伝えられる一方、中央本線の特急「あずさ」「かいじ」のE353系への統一と主要駅間の所要時間短縮と自由席の廃止(普通車は基本的に事前に座席指定だが、座席指定しなくても空席があれば利用できる着席サービスを導入)、富士急に直通する特急「富士回遊(FUJI EXCURSION)」が新宿―河口湖間(毎日2往復)で運転開始(E353系の3両編成で大月まで「かいじ」に連結)などが行われることに加え、東京―八王子を結ぶ「はちおうじ」と東京―青梅を結ぶ「おうめ」と二つの特急がスタートすることが主要ポイントとなるようですね。
時間帯は平日の朝・夜に設定され、所要時間は「はちおうじ」が東京―八王子間50分強、「おうめ」は東京―青梅間約1時間15分。時間帯と本数は「はちおうじ」が東京発の下りが午後6時〜午後11時まで6本、八王子発の上りが午前6時台に2本。「おうめ」は東京発下り1本(午後10時30分発)、青梅発上り1本(午前6時16分発)とか。車両はいずれも「あずさ」「かいじ」で使用のE353系とのこと。青梅線に初めて特急が運転されるわけですが、東京―八王子間の「はちおうじ」、東京―青梅間の「おうめ」と短い区間に設定される特急がスタートすることとなり、E353系使用の特急の新しい着席サービスシステムが適用されることになるようです。
ですが、よく見ると、運転時間帯は平日の朝と夜でまさに通勤時間帯。つまりは、これらの特急の新設に伴い従前運転されていた「中央ライナー」、「青梅ライナー」は運転を取り止めるとのこと。要は特急用車両を用いる(例外あり)「少しの追加料金で座席確保サービスを行う列車」たる「ホームライナー」なるジャンルの列車が中央線・青梅線から姿を消すわけで、一つの時代のトレンドにもなっていた存在に幕が引かれるとも言えると思います。
特急となるわけですから「ライナー券」よりも高額となると思われ、これまでの「ホームライナー」に比べ、その点で利用客の減少もあるかも知れません。サービスの一本化と言う意味では"分かりやすさ"にも繋がるかも知れませんが、実質的な値上げと言う見方も考えられ、相応の反発も出てきそうな気がします。
昨年4月に「区間快速」と「快速」を廃止して料金を伴う特急に揃えた東武の日光・鬼怒川線ではそれへの反発も幾らかあると聞きますが、今回の中央線特急の再編成がどのような影響を与えるのか、注目したいと思います。
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