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2018年11月14日21:45

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負けたことより「横綱ワースト記録更新」ばかりがニュースになる稀勢の里。

■稀勢の里、初日から4連敗 横綱ワースト記録を更新
(朝日新聞デジタル - 11月14日 18:36)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=5376126
大相撲十一月場所四日目、一人横綱の稀勢の里が前頭二枚目栃煌山の掬い投げに屈して初日から四連敗。不戦敗を含まない(土俵に上がり続けての)横綱の初日からの四連敗は一場所11日制だった昭和6年一月場所の宮城山(第29代横綱)以来87年ぶり、つまり一場所15日制になってからは初めての事態とかで、「誰以来何年ぶり」とかと言う話題ばかりが目立つ事態になったものだと思いますね。
一人横綱なので連日結びの一番で土俵に上がる稀勢の里ですが、今日の相手は前頭二枚目に番付を戻して初日から三連勝、昨日大関豪栄道を下して好調さを見せる栃煌山。立ち合いから左差し、右で抱えて出て土俵際に押し込み、両者が縺れるように土俵下に落ちて軍配は稀勢の里に。しかし稀勢の里の体が先に落ちたのではと物言いがつき、協議の結果はその通り、行司軍配差し違えで捨て身の掬い投げを見せた栃煌山が四連勝で自身5個目の金星。稀勢の里としては左差しで相撲が取れて昨日までの三日間に比べれば内容の伴った土俵となったとも言えるかも知れませんが、古くからの欠点でもある詰めの甘さがまたしても露呈し、初日から四連敗に加えて横綱在位11場所目で16個目の金星配給となりました。
横綱との対戦は昨年十一月場所の稀勢の里戦以来、結びの一番は昨年九月場所の日馬富士戦以来と言う栃煌山ですが、この1年は左膝、腰、左大胸筋など相次ぐ故障に悩まされ、今年の五月場所では東前頭十五枚目まで番付を落とし、十両陥落を何とか免れながら復調して来た今場所の土俵。これまで関脇を11場所、小結を14場所務め、優勝決定戦も経験したかつての“大関候補”が、その内容はさておくとして往年の輝きを取り戻した金星と言えるかも知れませんね。
その他。大関高安は初顔合わせで前頭三枚目に番付を上げた錦木を叩き込みに退け四連勝、大関栃ノ心は昨日土俵に戻ったばかりの小結魁聖を寄り切りで制して初日黒星から三連勝。昨日、一昨日と連敗している大関豪栄道は前頭二枚目玉鷲を叩き込みに仕留めて五分の星に戻しました。
そして、今場所注目の力士の一人たる小結貴景勝は前頭四枚目の正代を立ち合いから一気に前に出ての電車道の押し出しで一蹴、前に出る相撲で高安、栃煌山と共に初日から四連勝。先場所九番ながら番付運に恵まれずに東小結に留め置かれたことで場所前から「新関脇」を口にしながら意識していると言う貴景勝ですが、師匠も部屋も新しくなった“環境の変化”をプラスに作用させながら土俵を務めているのがはっきり分かる今場所のここまでと言う印象を受けますね。
さて、どつぼにはまった横綱稀勢の里ですが、明日の対戦相手は前頭二枚目の玉鷲。土俵に上がり続けるのか、“重大発表”とやらがあるのか。注目となると思います。
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