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2019年11月11日00:15

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ロ字ック「掬う」ちょい感想

ロ字ックの演劇「掬う」を見ました。自分の感情を押し殺し普段は無口な女性(佐津川愛美さん)が主人公。家族の死期が近い事に直面し、様々な問題に直面する残される家族の物語。介護やその金銭的負担等で対立し、家族の感情が爆発します。そこに、正体不明の女子高校生や、主人公の曰く付きな元同級生たちが現れ、彼女・彼らも主人公を追い詰めていきます。最前列で見れたので、佐津川さんや山下リオさんのお肌ツルツル感が良く見れました。その曰く付きな同級生の一人を演じた山下リオさん。登場した当初は凄く明るいオーラを放っていたのですが、日が当たれば当たるほど影は濃くなる。終盤には、彼女の果てしない暗い闇が表面し、明るさとの対比で、サイコパスな恐さを感じる演技でした。さて、主人公の佐津川さんの演技。無口な主人公が感情を爆発させた演技、凄まじかった、凄く圧倒的でした。渾身の演技とはまさにこの事!この凄い演技、千秋楽までやるのは凄い体力と気力がいるだろうなあと思うほど圧巻の演技でした。家族の面倒くささと面白さと恐さに凄く共感できた演劇でした。
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