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2019年12月10日21:55

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自分流のアレンジをくわえて、コバ・ジュンの味を

【↑鶏ムネ肉のレンジ蒸し。簡単で美味しい!】

コバ・ジュンです。

最近毎日「下界」に降りています。簡単に言えば「坂の下のスーパーまで自転車で買い物に行ってます」との意です。これは足のリハビリも含めているとともに、「痩せねば!」という思いがあるからです。骨折ってのは大変なことだったんだなあと今更ながら。
補助器具なしに外を歩けるようになって「よし、これで社会復帰だ!」と感じ、そんな折、ふと家の洗面台の鏡を見たらば愕然としましたね。

「なんだこのデブじじい」

仕方ないといえばそれまでですが、その時はもう最悪な心地。人に見せられる姿ではない。そして決心しました。とにかく減量しよう。まずはそこから。なので毎日自転車を漕ぐようにしたのです。一回で済む買い物を、わざと二日に分けたりして。
プラス腹筋コロコロマシーンも稼働。ただこちらはいきなり多い回数で始めるととんでもないことになるので(こむら返り)、毎日一回ずつ回数を増やしています。


話ずれましたね、本題いきましょう。

現在副業として、某記事を書く仕事をしています。始めた頃はとにかく厳しいレギュレーションに捉われ、「こんなの続けられねえ」と匙投げ状態。

しかしです。

本数をこなすうちに、ようやく「自分流」を加えられるようになってきました。以前何かで読んだ、ある伝統芸能の師匠の話をしましょう。その世界に入り稽古を始めた頃は、とにかく同じことの繰り返しでつまらなかったそうです。で、ある時の発表会で「こうしたらもっと面白いのでは?」とアレンジを加えて披露したら、当時の師匠にこっぴどく怒られたそうで、それを受け「ああ、やはりここはそういう世界なんだ。変化はないんだ。つまらないな。もうやめようかな」とまで思いつめたということです。

が、

なんとかその後もやめずに続けていたところ、ふとある時、「型にはめられてると思うものでも、アレンジを加えられる箇所、つまり自分を表現できる箇所があるじゃないか」、と気づいたそうです。そして、その方は今でもその芸を続けています。


それに伴うボクの話。毎日ウンウンと唸っている中、最初のうちは戻ってくる原稿に「うええ」と吐きそうになっている中、近頃はほぼ一発OKで公開されるようになっています。直されるのは「コレどうかなあ?いいや、冒険しちゃえ!」と提出した箇所くらい。もちろん細かな訂正はあるのですが、それは単純にボクのミス。「OKです。これからもこの調子でお願いします」と返信があった時の嬉しさといったら。もっともその時は次の原稿にかかっているので、細かな直しを確認するくらいに留まるのですが(苦笑)。


これはどんなことにも共通しているのかな、と。先日、「ギターが下手くそで本当に嫌」という日記をupしましたが、続けていればまた違った面が見えてくるのかもしれません。下手なのは変わらないでしょうが、例えばですよ、もしかしたら「下手くそギターの名手!」なんて道だって開けないとは言えません。希望的観測ではありますが、「芸は身を助ける」という言葉を胸に、「こういうことも出来るよ?」と、未来を見据えた何かを持ち続けることこそ大事なのかな、と感じました。

具体例をあげます。ある舞台に出演した際、芝居中に歌が流れるシーンが何度かあり、まだそれが録音されていない時に、稽古中にボクが生歌で歌ったことがあります。すると演出とプロデューサーから「これ、舞台でも生でやったらどう?」との提案があり、実際その通りになったことがあります。それに合わせて出演シーンも増え、演出も変わり…。嬉しかった出来事のひとつです。


長くなりました。正直、日々衰えていく身体に抗うことはできません。しかしながら、その老けた身体と上手に付き合っていくことはできるはずです。落ちていく判断力・ほほ肉、悪くなる滑舌・記憶力、出てこない言葉、キレの悪いおしっこ…。現実の厳しさが突き刺さる中、「これが今の俺なんだよ。でもな、頑張ってるだろ?」といつまでも言い続けられる自分でありたいです。たとえ血圧が150/100とか、とんでもない値が出たとしても(12/9現在)。


ではまた。


http://kobajun.webcrow.jp/
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