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2019年08月17日20:05

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「劇場版 機動戦士ガンダム シネマ・コンサート」

 40周年記念の「お祭り」とは承知しながら、やはりライブ演奏の魅力は何ものにも代えがたい。
 オリジナル音源の再現度に終始するだけでなく、コンサートとして楽曲を楽しめるようなアレンジも。その分、セリフが聞きづらい所もあるが、「今、ここに何をしに来ているか」といポイントを思い返せば、そんなことを問題にする気にはならない。
 3部作の中では、とかく人気の劣る1作目だが、ラストの「砂の十字架」のスケール感は、コンサートの締めにふさわしい。(ヴォーカル・パートはテープだけど。)
 劇場公開時、渋谷松竹の小さなスクリーンで心躍らせた往時を思い出す。
 演奏後のおまけ、富野監督、市川沙耶らが登壇してのトークショー。
 終始おちゃらけ気味の富野監督が、最後に真剣な表情で会場に呼びかける。火災で亡くなられた京アニの方々に会場のみんなで黙祷を捧げて欲しいと。 
 異議の上がろうハズもなく、お祭りの最後に厳粛な瞬間が一時。 貴重な瞬間だったと思う。

 2作目、3作目もやるかどうかはファン次第とか。
 小生的には、「逆襲のシャア」こそ、ライブで聞きたいのだが・・・。
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