mixiユーザー(id:9315457)

2020年07月17日10:28

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感想文 

死について、死体、墓場、埋葬法について世界中を回り資料や情報をまとめた本を読みました。
吸血鬼やホラーが好きなのでよくこのような本を読みます。私はハートのモチーフが好きなのでメダイもハートを選びます。特葬儀礼など騎士の埋葬方法として現代まで行われていた方法があります。ミイラを作る方法と似ていますが、残酷な方法です。遺物は銀の入れ物や金属の使われた聖杯のような入れ物へ、由来は信仰にあるようですが、当時の自然哲学、精神衛生も背景にあるようですが王家ハプスブルク家は黒いマリア信仰をしていたそうで、キリスト教会で現在は認められていますが、それとは別の信仰と解釈しました。とても有名なので目立ったことでしょう。心臓はハンガリー、身体はウィーン、ロレットの墓所にはハプスブルク家全員の墓標があります。宮廷理髪師が身体をさばいて心臓を取り出すそうです。外科医のはじまりといわれますが、ドクターをミスターと批判する本や芝居、皮肉を描いた広告もあり(笑)一人称と二人称としての死生観の話や王家としての共同体、ユダヤの集団墓地やユダヤ氏族としての共同体、集団埋葬など似ていますが、紀元前から心臓信仰は存在したと考えます。諸説ある昔話の中には吸血鬼には心臓が二つあるという物語を読んだ事があります。古代の信仰で生け贄という行為がある、戦地などで亡くなった英雄や騎士、貴族ですら故郷まで遺体を持ち帰れないため、心臓を抜き死体は現地に葬る、その為お墓が多く点在する。報酬や手柄としていることもあるため、古代信仰とはかけ離れたものか。ゲルマン人の古儀礼の一つである為、17世紀には貴族に流行った心臓信仰ですが、すべてうまくいかなかったようです。騎士文化、騎士精神を貫くということの為で、特葬儀礼ではなかったようで、「魂を奪われる」という言葉が吸血鬼信仰にはあります。世界を支配したハプスブルク家やユダヤ民族には、その完璧さゆえに物語、怪談、説話ばかりがとても目立つ。






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