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2022年05月17日12:57

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ロシア軍、泥沼にハマるの巻

■ウクライナ兵が製鉄所から退避を開始 ロシア軍、マリウポリ制圧か
(朝日新聞デジタル - 05月17日 10:56)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=6959525


英国国防省を見立てでは、ロシア軍はウクライナに派遣した地上戦力の1/3を失ったとみられている。
部隊の3割が損耗したらその部隊は組織的戦闘遂行能力を喪失とみなされ、全滅したと判断されるという説がある。
日本の場合この説は日中戦争を研究し言われるようになった言葉だ。
そして各国に類似した言葉がやはり過去の戦史を研究し言われている。

英国攻防省の見立てが正しければロシア軍は全滅を判断されてもおかしくない状況にあるが、そもそもウクライナとの総戦力差があるためになんとか踏みとどまっている状況と言っていいだろう。

そして英国は、東西冷戦時代、諜報戦の最前線にあった国だ。
例えばジョージ・ブレイク。
MI6職員だったがソ連の二重スパイとなりMI6職員の情報を売り渡していた人物だ。

キム・フィルビーもジョージ・ブレイク同様MI6職員でありながらKGBの二重スパイとなり情報漏洩事件を起こし亡命している(この情報漏洩によって多くの人命が失われた)。

逆に英国に雇われソ連の情報を英米に流していたのがGRUのペンコフスキー大佐。
英国のスパイ小説で有名な作家であるジョン・ル・カレの作品で情報の受け渡し方法として描かれた引き渡すものがある時は、街路灯に印をつけるという方法は実際にペンコフスキー大佐が使っていた手法をジョン・ル・カレが作品に活かしたものだ。
ペンコフスキーは、何度も同じ方法を使い過ぎたことでKGBに捕まり激しい拷問の末に射殺されている。

こんなことがあったくらい英国は東西諜報戦の最前線にあり、英国側の情報が重要視されていたのだからそれだけ精度の高い情報であったと言える。

そんな英国がウクライナに派遣されたロシアの地上戦力の1/3が失われたと判断したのだからこの情報もかなり実際と近い数値とみて良いかと思われる。

そしてロシアは部品製造能力が低く、特に半導体は他国からの輸入に頼ってきた。
これは各種兵器類に使われる部品でもだ。
経済制裁下にある現状、輸入に頼ることもできないため失われた兵器類の補充は困難を極めるだろうことも容易に想像できる。
また経済力もかなり低下するだろう(戦争なんか始めりゃ桁違いな軍費の支出があるのだから当然だが。

この際だから徹底的にロシアの軍事力を削ってしまえれば今後のロシアの暴走は防げるだろう。
ついでにロシア製兵器をベースにしている兵器類を多用している国の軍事力評価は下方修正されるだろう。
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