これまでの人生、いろんな車に乗ってきました。
自分が所有して乗った車や競技参戦の上で競技車両として乗ったチームのマシン。
依頼があってデモ走行で乗った車や
競技参戦していたことから得た信頼で借り受けて乗った車とピンキリでした。
その中で乗った国産車の中で最も面白かった車がE-NA1 NSXです。
発売になって間もなく当時住んでいた地域のディーラーに入ってきた試乗用の車両を
入ってきた当日から4日間借り受けて試乗したものです(ディーラーとしてはレーシングドライバーの生の声での感想が欲しかったのもありますw)
ディーラーの本音の部分もあってサーキット走行まで含んでの試乗でした。
走りだして最初に感じるのは1速時のエクゾーストノートは正直あまり良いものではありません。
2速にシフトアップしてから激変します。
乾いた抜けの良いエクゾーストノートが響き渡る!
周囲の羨望の眼差しがかなり刺さってきますw
ちょうど職場の仲間とすれ違ったんですが仲間の「ギョッ」とした顔がいまでも忘れられないくらいウケましたw
ここからサーキットでの走行。
0発進加速そのまま150km/hからのフルブレーキングを試してみたんですが、
ここが最も驚いたところです。
加速時はわずかにリアが沈みますが本当にわずか。
一般ドライバーの多くは感じない可能性が高いほど。
そしてフルブレーキング時が国産車としては驚異的でした。
その時に思ったのはシートベルトしないでこれやったら助手席は軽く死ねるなと。
レザーシートの座面に沿ってそのまま座った格好のまま前に投げ出される!
そんな挙動です。
嘘だと思ったら助手席にシートベルトしないで乗って、150km/hからのフルブレーキングやってもらってください。
軽く死ねます。
大事なのでもう一度言います。
「軽く死ねます」(ここテストに…出るかぃ!w)
コーナリングもオン・ザ・レール感覚。
あんなに面白い国産車はNSXだけでしたね。
乗り継いでたCR-Xも勿論面白かったです。
やっぱ国産で最高に面白い車はホンダにありですね。
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