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2019年11月13日13:36

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11月10日 新宿末廣亭11月上席夜の部

 ♪もーいーくつねーるとー ソード&シールド〜♪ ポケモンに備えて久々にスイッチを取り出し、投げっぱなしにしていた「CUP HEAD」を始めたが、難し過ぎて再撃沈。キャラの可愛さにだまされた!「トルバーブルック」も気になるが、DLがメインになると、ジャケ買いならぬトレイラー買いしたはいいものの、クリアできないゲームが多すぎるので、とにかく今はポケモン、ゲットだぜ(恥。

 鯉橋が末廣亭の主任をとると聞いて、十日のうちに覗ける日があればと思っていたが、バタバタとたて込み千穐楽。7時過ぎの割引入場で入ると、場内30人弱くらいだろうか。日曜夜なだけに入りが寂しい。中トリの笑遊が「堀之内」の最中。やらないでもいいくすぐりを入れて、軽く自家中毒起こしている感じだった。

<中入り>

●太福「地べたのふたり」
 この出番鯉八、柳若の交替だが、今日は浪曲が代演。またしても新作。太福が寄席に出る意味は何なんだろうか。浪曲ファンを増やす為ではないのか。いや新作が面白ければいいんだけど、どこが面白いのかよくわかんないのだ。なんか猛烈に武春が聞きたくなった。

●漫才 ザ・ニュースペーパー
 後から出てきた玉木雄一郎モノマネの人、非常に特徴をとらえていたのだが、いかんせんネタ元の知名度が低すぎる。

●夢丸
 恋文の代筆を頼む男に、替わりに自分の父親への借金の手紙を代筆してくれと頼むもう一人の男。初めて聞いた噺。この出番、小助六と交替。

●南なん「尻餅」
 久しぶりに南なん。少しやせた感じ。

●太神楽 吉乃 吉楽 

●鯉橋「富久」
 七五三前は一の酉。鯉橋のブログを見ると、この10日間のうち、最後の3日間は「富久」をかけていたようだ。末廣亭のそばが花薗神社だし、一の酉のこの時期にこの長講を、ということなのだろう。以前横浜の会で聞いた白酒の「富久」が素晴らしく、それからあまりたたないうちに聞いた一之輔のものが、どうにも物足らなく感じられたほどだった。数年前に独演会で聞いた遊雀のものも、そのときがネタおろしだったそうだが、とても良かった。そしていま、「こういう木で鼻をくくったような番号がいい」などという言い回しを久しぶりに鯉橋で聞いて、改めていい噺だなぁと思う。浅草から芝神明の火事が見渡せる時代のファンタジーである。そして年末に池袋で白鳥の「富Q」を聞く人は、事前に文楽の「富久」でも聞いておいた方が良いのでは。

今年は米福、遊馬、可龍、そして鯉橋、夢丸と、中堅・若手が寄席の主任を任せられるようになって、芸協の演者の層が一気に厚みを増した感がある。さらに来年は松之丞の伯山襲名が控えているわけだが、今の常軌を逸した松之丞人気の中、がんばってチケットを取るほどの自信と気力は無い。浅草の片隅で立ち見ででも見ようと思います。

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