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2020年04月09日12:53

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惨事

今日も穏やかな青空に暖か気な日差しが溢れている相模っ原の昼下がりにてございます

この国のペテン内閣が非常事態宣言なるマヤカシの対策を打ち出しておりますものの一体どこが非常事態なんだよと叫びたくなる二日目でありまする

非常事態と申しても強制ではなく自粛でございますのでアタシは食料の買い出しにスーパー三和まで出掛けてまいりましたが人出は普段通りでございました

ひとつ異なるのは行き交う人々やら買い物客の100%がマスク姿でありまして異様な光景とも思えまするもののアタシもマスクの使用を始めましたな

近くに住む義姉からお手製の布マスクを二つも贈られたので仕方なくと申しませぬがこのご時世に逆らう若さもないアタシとしては己の意思を無視した行動でありまする

義姉の定年退職した旦那は日曜日には友人たちとゴルフ三昧で平日はお天気が良ければ近くの山登りと優雅なリタイア生活でございます

義姉もいくつかの病院通いしておりますが我が家の家主様のような酸素吸入してるわけではなくて見た目は元気でございます

絵を描いたり小物の制作ペイントに精出したり東京まで何やらの教授に出掛けたりの日常でございまするが流石に三月からは教授先生は止めておりまする

それにしても今のご時世なるべくは人と会わない生活をアタシさへも余儀なくされておりまするが現役活動中の友人知人たちは大変な弾圧に思えるやも知れませぬ

シルサなどは予定してたドラマの撮影が無期限延期になってしまったので近所のスーパストアでバイトの面接を受けたとか受けるとか申しておりましたな

終息予測のつかぬこの騒ぎで世の中が一新されるかもしれませぬがアタシのベランダ読書は昨年に引き続き水上勉の「飢餓海峡」を読み返しておりまする

彼の作品では好みの一本「修験者峡殺人事件」を遥かに超える傑作の渾身を込めた大長編「飢餓海峡」でございますな

津軽海峡で実際に起きた連絡船遭難の大惨事から始まり終戦直後の函館青森東京舞鶴を舞台に十数年に及ぶ刑事の地道な捜査模様を当時の風俗を交えて書き込んだ力作であります

世の中がどのように変化一新しても良いモノは良いモノでございますな






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