今日は朝から良いお天気の相模っ原は昼下がりにてございます
昨日は小雨模様の朝方でお寒い一日だった気がいたしまするが明日辺りから寒さがぶり返して冬が戻ってくるとお天気オジサンの木原さんが云っておりましたな
ところで昨日の土曜日はジェーコムから通信不調の原因を探るために下請けのオニーサンでしょうか昼過ぎに現れて入り組んだ配線などを一時間ほども検査修繕してくれました
やはりテレビとの接触が不具合だったとかの話で部品の交換等々をしてくれたお陰様でパソコンのネット障害もなくなり通信速度も上がってメデタシメデタシでありまする
画面の遷移速度が速くなっただけでございますがイライラが無くなって精神衛生上にもヨカことでございますな
それにしても石川達三の二本目の作品「骨肉の倫理」を読み返してる居候でありますが「蒼氓」とは全く異なる構想展開でございます
家庭劇と云ってはあまりにも失礼でありますが小金持ちの父親の遺産の生前分与を狙う二人の息子と娘の小賢しい諍いが深く描かれておりまする
小金持ちの父親の実姉と妾同様の内縁の妻が同居する世田谷辺りの邸宅が舞台でありますが十年前に亡くなってる本妻が残した病身の娘も絡んでおります
二十代も後半になる病身の娘の父親は自分ではない事を死の間際の妻に告白された小金持ちのオヤジは亡くなった本妻に対して緩慢なる復讐をしてるのでございます
なかなかに悲惨な家族関係でありますが骨肉の倫理とはよくぞ申したもので筋道に興味津々で読み続けてるアタシでございまする
それはそれとしての無料映画でありますが英国BBC制作の刑事モノがとっても面白うございますな
定年間近の刑事の活躍を描いた「主任警部アラン・バンクス」の主役の俳優が渋い演技で見せ付けてくれておりますが笑顔のない刑事モノは英国らしくて魅力的でございます
米国の刑事ドラマには見られない「風景」を醸し出すBBCの連続ドラマには貴重な作品が多くございますな
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