朝から雲一つのない穏やかな日差しが降り注ぐ昼下がりの相模っ原にてございます
家主様に昼飯のピザトーストを喰わせてからお買い物に出掛けた居候でございますが昨日に引き続き連日の買い物でありました
スーパー三和では乾麺や食パンの買い込みをいたしましたがお野菜なんかの生鮮物は位置的に逆方向に在るフレサたからや?ってなスーパーの方が物が良いとの家主様のアドバイスに従ったアタシでございます
クリエートやらフレサたからやとか人生七十年近くなって初めて見聞きして訪れるスーパーマーケットの多々あることこの上なしの相模っ原でありますな
それはそれとして買い物の前にご近所散歩をいたしましたらば歩道上が黄色い落ち葉で埋まっておりました
近所の小学校周りに育ってる銀杏並木の落ち葉でございますが陳腐な表現で例えるなれば黄色い絨毯を敷き詰めた歩道が続いており壮観な眺めとは云えませぬが滅多に見られぬ季節感が感じられました
わざわざ遠回りした甲斐があってか近くの公園やら歩道に赤い紅葉が多々見られたので深まる秋の光景が思わぬトコで見物出来たわけであります
それにしてものベランダ読書でございますが昨日から読み直しを始めたのは中央公論社刊の「骨餓身峠死人葛」でございます
野坂昭如の作品の中では最も興味深い小説の一作でありますが戦前の小さな炭鉱を舞台に経営者一家の奇怪な人生を早い展開で描いておりまする
野坂昭如と云う小説家はアタシお気に入りの一人でもございますが本作品が最も好みのアタシでもありますな
そう云えば昨夜は無料映画でも超久し振りにアタシ好みの映画にブチ当たり胸のすく思いがいたしました
2004年のインド作品と思われますが身障者の身に負けずに大学生活を送る少女の物語でありましたが「マルガリータに乾杯」は久し振りの一押し映画でございまする
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